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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

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ポンプ場視察 鶴巻が後世に引き継げるものとは [活動]

5月1日

 今年も早くも3分の一が終わり、今年ももう5月。いい加減に陽気も落ち着いてくれないと困るのですが、国会にならって目茶苦茶です。本当に国も市も何を考えているのか、自分も議員のはしくれですが、信じられません。

 今日は午前10時からおおね川ポンプ場で鶴巻地区浸水対策事業懇談会と現地視察です。以前にもお話ししましたように、鶴巻地区は昔から水害が絶えず、その水害対策として地域の要望に答える形で、平成19年に始まり24年完成予定で、今おおね川にポンプ場が建設されています。総工費40億近い事業です。
 このポンプ場は1時間に50ミリの降水量までは対応が可能です。昨今問題になっているゲリラ豪雨には1時間50ミリ以上では対応しきれないという不安は残りますが、鶴巻の場合はポンプ場から下の河川の問題もあり50ミリ以上の対応は難しい様です。また、殆どの自治体も3年確率(3年に一度起きる)と言う事で、時間50ミリの対応が精一杯と言うのが実情です。このポンプ場の場合はまちづくりとは少々意味合いが違いますが、それでも、常に現状が役所の想定を上回っていて、出来た頃には時代遅れ。やっている事がいちいち後手に回っているようにしか映りません。

 午後1時半からは、『鶴巻の田園環境を育む会』の総会です。
 前にもお話したかもしれませんが、鶴巻温泉は、東京・横浜から小田急線で1時間という立地にありながら、良い意味で田舎であり、周辺から隔離されたエアポケットの様な環境の街です。自分も長く地域まちづくりに関わってきましたが、鶴巻のまちづくりは、周辺の街やきらびやかな都会をまねる事ではなく、鶴巻の田舎らしさを活かす事だと皆さんに訴えて来ました。
 『鶴巻の田園環境を育む会』の目的は正にその鶴巻らしさを守り後世に引き継ごうとするものです。あじさい散歩道やホタルの会もその一環であり、商店会で行っている延命地蔵市もそうであります。鶴巻の北口、市の無策により、古き良き景観の全てを失ってしまいました。いよいよ南口の開発が始まりますが、市単独では予算が足りず、かと言って国の補助金ありきの市の姿勢で何処まで鶴巻の良さが活かした再開発が出来るのか、また、南口の良さが残せるのか。地元の議員として精一杯がんばりますが、源泉掘削ではありませんが、厳しい戦いになりそうです。


posted by 鶴生館(かくせいかん) at nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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