SSブログ

まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

平成22年5月度 常任委員会行政視察 1日目 宮城県名取市 [活動]

5月10日

 今日から3日間、常任委員会の行政視察です。
 まず1日目の本日は、宮城県名取市に向かいます。
 名取市は、仙台市の南に位置し、人口約72.200人、面積は秦野市とほぼ同じ約100㎦の町です。中心市街地活性化と乗り合いバス事業の2項目についての視察です。

  中心市街地活性化については、今何処でもそうですが、郊外に大型小売店が林立し、名取市でも小売店の売り場面積の約90%が大型店と言う事です。当然のように中心市街地では、人も交通量も減少し、空洞化に歯止めがかからない。その基本計画自体は素晴らしい物ですが、実際の取組みに関してはうまくいっていない様であり、担当職員もハナから、何でこんな項目を名取市に聞きに来たのかと言った感じで説明に入ったものですから、担当職員の説明が終わった後の質疑では委員各位も何をどう聞いたらいいのか戸惑っていました。

 2項目目の乗り合いバス事業については、秦野市の交通空白地域の解消と言ったような取組みとは違い、既存のバス事業者がその不採算によりバス路線を廃止すると言った状況に対し、市民生活の足の確保として市が補助をし、路線の維持確保をするものです。元々バス路線と言う事もあり、利用者はそこそこあるようですが、市の負担は色々と工夫をされているようですが、かなり大きい物です。人口100万人を超える東北最大の都市仙台市(政令指定都市)まで電車で僅か10数分と言う立地を考えると中心市街地活性化の必要性があるのかどうか。名取駅周辺や仙台市までの間、整備された土地がかなりあり、仙台市を支える住宅市と言った感じがします。バス事業もそうですが、もっと名取市らしさと言うか、名取市独自の在り方、まちづくりがあるように思えました。


posted by 鶴生館(かくせいかん) at nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。