SSブログ

まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

市が考えるサービス業態とは 地域商業と一体となった真剣な取り組みを [活動]

6月6日

 今日は午前8時半から里湯とテナントの調整会議です。
 特に目新しい提案は無く、例年通り7月からサマーキャンペーンを始めるとの事です。
 ただ19日に小田急とタイアップしたウォーキング大会があり、200名程が参加するので期待していてほしいとの事でした。
 しかし、蕎麦屋さんもそうですが、テナントの来場者、客単価がどんどん悪化しています。時代背景と言うこともあるのでしょうが、里湯の集客ありきという運営方法にも問題があるように思えます。

 一時期大幅に入場者数が減少し、その頃から営業と称して集客に力を入れるようになりました。結果としては、減少傾向に歯止めが掛かり、ここ4年位はほぼ横ばいと、時代背景を考えれば良く健闘しているように見える訳ですが、その頃から客層が変わって来ました。つまり、数合わせに走った結果、観光目的のある程度お金を使うお客様が減り、入浴が目的のお客様が増えて来た事です。
 市としては、入場者数の減少に歯止めがかかればそれで納得するのかもしれませんが、それは内容を伴わないトリックです。支配人はもとより、市の職員にそう言った営業の方向転換がテナント、地元商店にどういう影響を与えるかと言った事に思いが及ぶ者が誰もいないという、サービス施設運営においては非常識とも言え事態が、本来あるべき健全な運営を難しくさせる深刻な問題を助長しています。

 里湯は、市が作った施設であり、地域商業の活性化といった側面を考慮して、テナントは小さな競争力の弱い個人店で占められています。また、扱う商品も秦野の名産品の販売がその主たるところなのですが、そう言った運営の方向転換に対し、価格や品揃えと言った部分で個人商店であるテナント側は市から非常に厳しい対応を迫られているわけです。例えば、2階の自販機などは缶ジュースなど1本に付き50円の手数料を取られており、値下げと言った点に関しては、ほぼ限界であります。しかし、里湯は入場者数の実績だけを取りあげて経営方針に問題はないとしており、サービス券の業者負担の見直しをようやく認めたくらいで、テナント側からの指摘を含め、運営の見直しに取り組む気は無さそうです。
 この事業態にはテナントとして入っている地域商店のみなさんの生活が掛かっている訳で、地域商業の活性化と言う事であるのならば、不合理な判定基準で運営方針を一方的に決めるのではなく、施設全体でより良いあり方を議論し、目指すべきだと思うのですが。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。