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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

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参議院選挙 政局は国民の選択の結果 [もの思う]

6月24日

 いよいよ参議院選挙の公示日です。
 ご存じのように首相が交代しただけで内閣支持率が19.1%から61.5%へV字回復だそうです。首相が交代するとご祝儀的に支持率が上がるものらしですが、それにしてもなぜ今回ここまで、首相が代わるだけで支持率が上がるのかが自分には良く分かりません。よほど独裁的な指導力でも発揮出来れば別かもしれませんが、首相が代わったくらいで簡単に政党の体質や考え方が変わるとも思えない。はたしてそんなに手放しで期待できるものでしょうか。

 小泉首相の郵政選挙の時もそうでしたが、改革と言う言葉に過度に期待をし、あれだけの議席数を与えてしまう。昨年の衆議院選挙でも政権交代と言う言葉に安易に期待をし、やはりあれほどの議席数を与えてしまう。マニフェスト選挙と言う最近の特徴なのでしょうか、言葉だけが一人歩きすると言うか、表面的な期待感だけで投票し、結果、極端な選挙結果になり、そのツケが国民に回ってくる。あれだけ極端な数字(支持)を与えてしまえば誰でも勘違いしますよ。それでなくても政治は、数が力な訳ですから。これは日本人の特徴なのかなと思ったりもします。よく分かっていないけど、その場の雰囲気になんとなく流される。しかも集団でわーっと流される。それによってどうなってしまうのか、どういうリスクが想定されるのかと言ったことを、政局に関してはあまり突っ込んで考えない。それでいて悪い結果が出てから、こんなはずじゃ無かったと非難をする。有権者が評論家の様になってはいけないと思います。何故なら、選ぶのが有権者なら、その結果の一端を担うのも有権者であるからです。
 来月7月11日が投票日ですが、国民の皆さんは単なる期待感だけではなく、どういう覚悟で選択をし、その結果を受け入れられるのでしょうか。

 昔、「この程度の国民に、この程度の政治」と言った人がいますが、あれから27年になります。今はこの言葉が死語であることを信じたい。


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