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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

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つるべ落としに日が暮れる季節 利便性がそのまま不便性に変わる時 [もの思う]

10月31日

 台風が去って行ったようで、雨は上がっていました。
 しかし、いつもであれば台風一過とと言う事で、済み渡った秋晴れの空が見えるのかと思っていたら、どんよりとした曇り空でした。自然の皮肉でしょうか、世の中を映すかのように、はっきりしないと言うか不透明であります。

 早いもので母親が亡くなってからもうすぐ1年になります。忙しさにかまけていたら、娘が一周忌の案内を作ってくれましたので、午後から親戚にご挨拶に行きました。
 台風の後と言う事もあり、畑に出ていて留守の家もありましたが、皆の家を回って来ました。家におられた母の兄弟たちもさすがに年を取られた様子です。折しも、三男であるおじさんの奥さんは現在入院中で原因がはっきりせず、食事も取れないと聞き今後の様態が心配です。おじさんも看病疲れが出ているようでしたので、自身の体調にも気をつけてとお話をしてきました。
 一通り親戚の家を回り終えるともう午後5時で辺りは暗くなっていました。秋の日はつるべ落としと言う様に、どんどん日暮れが早くなって来ます。いつもそうですが、こうなってくると自分は何故か気忙しくなってくるのですが、皆さんはどうですか?

 その後、娘のお供で近くのスーパーに行きましたが、大変込み合っていました。駐車スペースを見つけるのにも難儀をするほどです。しかし対照的に、家に帰ってくると地元の商店街は閑散としていました。いまどきとしては珍しくない光景なのでしょうが、少し前から耳にするようになった「買い物難民」という言葉を思い出します。これは特に高齢者を指しての表現でしたが、この商業の一極化を目の当たりにすると、必ずしも高齢者にだけあてはまる状況と言う訳ではなくなってきている気がします。そうした利便性を裏返した様な不便さが表面化する中、加速する高齢化社会。このまま商店街などの地域としての役割が衰退を続けてしまって良いのでしょうか。


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