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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

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12月議会の要 水と言うライフラインを守るために [議会]

11月25日

 今日は議会初日と言う事で、市長からの提案説明がありました。
 今定例会に市より議会に提案された案件は、条例の制定案2件、条例の改正案5件、基本構想案1件、補正予算案6件、報告事項4件の18件でありました。このうち、条例の改正案として、秦野市屋外広告物条例の制定と秦野市水道事業給水条例の一部改正が自分が委員長を仰せつかっている都市建設常任委員会に付託されます。

 屋外広告物条例は県から秦野市に権限を委譲して頂き、本市の実情にあった条例に変更すると言うもので特に問題は無いのですが、もう一方の水道事業の方は、以前から申し上げています様に、本市は15年間に渡り料金改定を行わず、安い水道料金を維持して来た訳ですが、結果的としてこの間に具体的な維持管理を行わなかった事から、設備や管路等の著しい老朽化を招くことになりました。今後も水を安心・安全に確保、供給するためには、料金の値上げをこれ以上先送りする訳には行かないところにまで来ています。
 とは言え、昨今の厳しい経済状況下において、市全体の平均としては21%ですが、家庭用に限って言えば30%の値上げであり、市民の皆様には大変なご負担をお掛けする事になります。長きに渡り料金改定や財源等を考慮した具体的な維持管理対策を講じて来なかった事とも合わせ、議員の一人として市民の皆様に対しまして心からお詫びを申し上げる次第です。
 他の議員の方々からは、こんな時期に値上げなど行ったら市民から叱られるとか、来年の選挙に響くなどと言った声も聞きますが、そもそもそう言った目先の判断こそが秦野市の水道事業をここまで危機的な状況に追い込んで来た元凶です。そうではなく、自分は議員として、こうした状況を今まで放置をして来てしまったと言う事、また、ライフラインの要として市民の安心・安全を守ると言う事を大前提とした前向きな議論を委員会で行って、決を採りたいと思います。


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