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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

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もう誰にとっても迷惑でしかないスタンドプレーにはとりあえずあきれるという大人の対応でスルー [まちづくり]

2011年2月1日
 早いもので今日から2月。我が家の息子が、今日から2ヶ月間の入院です。
 先日もお話しましたが、昨年から県道拡幅、南口駅前広場整備の進捗に合わせ、我が家は県・市と幾度も協議を重ね、両者の指示に従い、これまで滞りなく移転の準備を進めてきました。この3月までに移転用地を取得し、6月までに転居をする予定で県・市とともに話を固めてきていましたで、この度の息子の入院もその予定に合わせてのことでした。
 そこで、その移転先の用地交渉も3月の年度末を考慮すると、2月7日の庁内協議までに売り手側の地主さんと合意が必要との事でしたので、1月中に合意すべく仲介の不動産屋さん、地主さんとも準備を進めて来ていました。
 ところが先日、地主さんとの用地に関する合意の直前になって、市は構外再築は認めない、今の店を壊し、更地にしてからでなければ市は1円も補償費用を出せないと市から面と向かって直接言われました。突然すべてがこれまで進めてきた話と条件が変わってしまったのです。構外再築とは、簡単に言うと「従前の敷地以外の土地に従前と同種同等の建物を建築すること」です。つまり言葉通りに理解するなら、移転用の代替地を見つけても店を再建することは認めないといわれているのです。
 所管の部長、課長、担当も話がまとまっているこのタイミングでのあまりに不自然な変更、命令に対し何が何だか分からないと困り顔です。自分たちに対しても納得できる説明がないとのことでした。つまり、これまでの話では、引っ越しも含め、移転する先が出来てから今の土地を更地にして出て行けばよいとして既に市長決裁まで得たものをここへ来て突然、移転する先があろうがなかろうが、今の土地を更地にして出て行かなければ移転費用は一銭も払えないというのです。今までの協議内容とは全く異なるものであり、本件に関する市長決裁を覆す発言です。万が一にもこんな理不尽がまかり通れば、これまでの予定、土地購入に関する交渉も、移転の時期も、全てが狂ってしまいます。突然今になって、更地にしてから補償額を払うのが本来だと言い出した訳ですが、我が家も開発で移転するの初めてですが、一般常識に照らし合わせて考えてみて、他の住民方もそんな移転方針で納得して市に協力できるのでしょうか。新しい土地を買うのも、家を建てるのも先に自前でそろえて、そこへ引っ越して、元いた場所を更地にしてから初めて市から補償がでる。それにはどれくらいの時間がかかるか想像が付きますか?そんな時間的に余裕のある、もしくはそんな市にばかり都合の良い開発手順に納得する世帯が開発の該当地域に1軒でもあるかどうか私には疑問です。
 何度も繰り返しますが、我が家の構外再築には既に市長の決裁が降りているわけです。つまり、我が家の構外再築は手続き上にも正式に認められています。しかしそれを決裁権のない筋からどういうわけか話を覆そうとしているわけです。今まで県・市と重ねてきた協議は何だったのか。所管の部長、課長、担当職員に何度どういうことなのかと聞いても、これまでの手続きに問題は全く無いと言っているし、何よりその部下たちは、市長に決裁をもらって進めてきた訳であり、突然降ってわいたこの状況はもう誰にとっても迷惑でしかありません。


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