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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

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現実にすら対応できない防災設備 [もの思う]

2011年9月4日

 本来であれば今日は毎年恒例になっている防災訓練の日でありましたが、台風の影響の懸念から事前に中止が決まっていました。さいわい本市においては大きな被害とはなりませんでしたが、紀伊半島を中心にした被害の状況はすさまじく、平成に入って最悪の台風被害と言われています。台風は原発とは違い、自然災害と言うことですが、被害に合われた方々には何と申し上げてよいか言葉もありません。

 しかしだんだん狂って行く様相の世の中同様、自然の在り方も想定外の状況が増えつつあります。3.11の東日本大震災もそうですが、防災や自然災害に対しても国も市町村も今までのデーターや経験にとらわれず、こんなことはまず無いだろうと言う所までも想定して取組む必要があると思います。しかしながら、行政は認識が甘いと言うか、対応が遅い。以前にも申し上げましたが、既に時間80mm~100ミリ以上の雨が降るゲリラ豪雨と言う言葉が使われて久しいにもかかわらず、現在鶴巻に建設中のポンプ場も雨量毎時50mmまでの処理能力かありません。この実態との乖離について議会にて質問をしたところ、国がゲリラ豪雨を想定した対応と取っていないから市としてもそれ以上の対応を考えていないとのこと回答でした。
 3.11の東日本大震災以降、今全国で防災対策に対する見直しがされていると思いますが、起きた現実に対応した程度の防災対策ではなく、それを基にした将来予測を十分に反映した防災計画を立ててほしいものです。

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