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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

取り戻したい風景 飛躍へのエール [活動]

 午前10時から鶴巻ホタルの会の総会に出席しました。
 今回で7回目を迎え、その会員数も50名になったそうです。ひかりの街近くに、田んぼを借り、地域の皆さんが中心になり、鶴巻にホタルを復活させようと頑張っておられます。しかしながらその飼育、定着は難しく、未だ自然の中で飛ばす事が出来ないとの事でした。鶴巻も自分が子供のころからはすっかり様変わりしてしまい、マンションだらけになってしまいましたが、自分が中学生の頃までは、駅の近くでホタルが飛び交い、しじみなども同じ川で取っていました。今鶴巻に住む大半の方には想像もつかないことでしょう。
 残り少なくなってしまった自然ですが、みなさんの努力が是非実を結ぶように、私に出来るお手伝いをさせて頂きたいと思います。

 午後4時からは、地域の支援者の皆さんと懇談会でした。
 2年半前、選挙まであと2ヶ月半という所で突然立候補し、落選確実という評判にもかかわらず、それでもこの鶴巻から代表を出すんだという真摯な思いで、猛暑の中一緒に汗をかいて頂いた戦友のような皆さんです。自然と会話も弾みます。先月行われた市長選の事、来年4月の統一地方選の事、そして、地域の問題。あっという間に時間が過ぎてしまいました。最後は、来年8月に行われる市議会議員選挙に向けての方針が定まり、私には、とにかく体に気をつけて支援者のみなさまに引続きご支援をいただける様、頑張るようにとエールを頂きました。
 2期目が一番難しいとも言われます。自分を見失うことなく気を引き締め、問題に一つ一つ挑戦し、クリアして行きたいと思います。

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会派懇談会 [活動]

 午前10時から市長・執行部との会派懇談会。
 毎回議会開催前に執行部と各会派との議会前の意見交換の場として懇談会があるのですが、その順番も最大会派からという申し合わせがあり、順番を間違えたりすると担当は大変なことになります。私の所属する会派が、今のところそれに該当するという事で最初に開催され、この後順次開催される訳です。

 3月は、22年度の予算を決める予算議会であり、9月の決算議会と合わせ、定例会の中でも特に重要な議会でます。今回の懇談会の主な内容は、3月議会への提出議案の説明。特に話題となったのは、平成22年、23年の2年間で約7億円の歳入不足になる国民健康保険税の税率改定の件。
 その他には、国の21年度第2次補正予算における地域活性化・きめ細かな臨時交付金制度に付いてと『弘法の里湯』敷地の賃貸借契約についての説明があり、里湯敷地については、活発な意見交換がありましたが、いずれにせよ温泉掘削・施設維持と合わせ、大変な資金を必要とする事業であり、結果として、鶴巻地区の活性化というより、『弘法の里湯』の活性化になってしまいそうな雲行きです。

 午後からは、議会基本条例に付いて会派会合を開催し、基本条例策定に向けての会派各議員との意見交換をし、会派としての考え方、方針を確認しました。議会の憲法と言われる議会基本条例ですが、理想と現実が乖離せずきちっと機能し、市民の理解・支持を得るものにするのは想像を超えて大変な難事業になりそうです。

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不可解な対決姿勢  人の和の勝利 [温泉掘削]

 今日、温泉掘削反対の方々が市長に面会をされましたが、特に問題もなく終わったようです。

 この後陣屋さんは、反対陳情を出される訳ですが、その答えの如何にかかわらず、ご自身でも温泉を掘削する決意とのこと。推進派、反対派、それぞれの今後が気になります。本来であれば、このような事業は民主導で進めるべきであって、市はその手助けに回るべきですが、市側は当初から徹底して何を言っても聞く耳を持たない姿勢を貫いています。

 午後は市道整備について地主さんをお尋ねしました。昨年以来何度かお尋ねしていましたが、地元ならではの問題にぶつかり、思案をしていましたが、担当の職員が努力し良い知恵を出してくれたお陰で、何とか地主さんのご理解を頂き、前に進む事が出来ました。これで地域の皆さんも喜んでくれると思います。地主さん、職員に感謝。つくづく自分は人に恵まれていると改めて思いました。
 その後、職員と別れ、お世話になった地域自治会長にもご挨拶に伺いました。

最善の選択の手助け と 相模川西圏域広域連携研究議員懇話会 [活動]

 今朝早々に、近くの床屋さんと県との調整が付いたとの連絡が市から入りました。
 県道の歩道整備事業に関わる調整で、昨年から何度か県との交渉がありましたが、上手く運ばず、市の担当者も対応に困っている件でした。皆様のご理解を頂きながら、まちづくりを進めてきた自分にも責任があるお話で、この土、日と、床屋さんのご主人に直接自分がご説明に上がって、タイムリミットの8日を前にようやくご理解を頂くことが出来きました。床屋さんにとっても良い判断をして頂けたと思っています。
 今後は市との調整になりますが、自分も責任を持って携わっていきます。

 午後3時からは、相模川西圏域広域連携研究議員懇話会に出席のため、厚木商工会議所に向かいました。
 議員になってからこういった集まりが大変多い事に大変驚いています。議員の活動の詳細、こういった集まりがあることを知っている方は少ないと思います。議員の活動の内容やその様子をもっと市民に知らせる必要、義務が議員にはあると思うのですが。

 懇話会の講師は、出石稔関東学院大学法学部教授と松沢成文神奈川県知事のお二人です。
 まず、出石教授が地域主権時代の地方議会に付いて講演をされました。大きく地方議会の復権、議会改革の進展、政策策定機関としての議会に向けての3点について講義をされました。これは、昨年11月に金沢で受けた研修を思い起こさせる内容で、現在各議会取組んでいる議会改革、議会基本条例策定の基本となる考えです。
 一方、松沢知事は、なかなか進まない地方分権、財源移譲について、また、持論である道州制導入について、その必要性、今後の取組み方、問題点等を1時間に渡って熱弁されました。今の都道府県は、明治維新の廃藩置県のまま140年間変わっていないなどと言ったお話は、大変興味深く、面白かったです。

延命地蔵尊の初市 [ローカル行事]

 今日は延命地蔵の初市。
 延命市にしては珍しく2開催続けてのお天気となりました。それくらい雨当たりのお祭りなのですが、お天気に連れ出されてか、初市にしてはお客様も大勢来て下さいました。やはり晴れはいいものだとつくづく感じさせられました。

 今回はお正月、初地蔵ということもあり、通年どおりであれば延命講の方から参拝者の方々にお餅を振舞って頂けるはずでしたが、当日突然の中止となり、残念ながら今年はお餅の振舞いはありませんでしたが、一方商店会からは恒例の甘酒もしくはみかんが無料で配られ、参拝者の方も少しは体を温めていけたのではないでしょうか。
 市はとどこおりなく終了し、片付けも皆で手際良くすませることが出来ました。8月の大祭も、この様に関係者が一体となって出来たらと願う次第です。

 話は変わりますが、今日の新聞にまた、クリーンセンターの記事が載っていました。昨年の12月11日・12日の両日もクリーンセンター入札審査に付いての記事があり、その指摘に対し、市は問題なしとして今日まで来ていましたが、ここに来て落札業者のデータを見直し、不正があれば審査そのものを見直すとの事で、来月3日に臨時議員連絡会を開催し、この問題について説明をするとの事です。この様な事態を見るにつけ、先の温泉掘削の問題もそうですが、市の姿勢に疑念を抱かざるをえません。
 しかしながら、良くも悪くも新聞・マスコミ等の力はすごいなと改めて感じた次第です。

 今年の延命地蔵尊の初地蔵の様子はこちらでご紹介しています。
 次の大祭は8月になりますが、お近くにお越しの際には是非お立ち寄りください。


シュプレヒコールは届くのか [温泉掘削]

 今日の午後、温泉掘削に反対される方から電話が入りました。

 今日の午後6時30分から、2月10日に予定されている市長との面会に関して事前の会合があるとの事でした。
 反対派の皆さんとしては、もっと早く市長と面会したかったのですが、出来る事なら合わせたくない市側が、当初は1月17日に市長選を控えているとの理由から中々面接機会を設定せず、市長選が無投票で終わった後も、何かと口実をつけてはそのうちにと延ばし延ばしにされていました。

 痺れを切らせた反対派のみなさんが、これ以上の延期は反対運動の再開もやむを得ずと伝えたところ、ようやく実現の運びとなったものです。
 その間にも自分から執行部には、反対派のみなさんの所へ説明に行くようにと提言していたにも拘らず、その努力をしていなかったようです。

 そんな状況ですから、2月10日に面会が実現しても反対陳情を出す、新聞紙上で訴えると反対派の怒りは収まりません。
 このような市側の対応からも、掘削ありきで、一般市民に十分な説明責任、周知をして来なかった、また、その程度の反対は想定の範囲内であり、問題ないと言った市の姿勢が浮き彫りになっていると思うのです。

稲荷講の食事会 自分の好きな場所 [オフ]

 今日は地元の稲荷講の皆さんが食事会で自分の店にご来店されました。

 近くに住んでいても中々会えない人もいるので、こういう機会に皆さんの元気な笑顔を伺うにつけ、やはり地元はいいものだとつくづく感じます。
 取るに足りない話から、市政に対する率直な話まで会話が弾みます。仕事柄もあるのでしょうが、自分は偉い人たちといるより、一緒に汗する地元の人々の中にいるのが安心できますし、大好きです。

 地元のみなさんとのざっくばらんな会話では、厳しいご指摘も頂きますが、励みにもなり、やる気にさせてくれます。思っていても中々出来ず反省の繰り返しではありますが、これからも出来る限り地元のみなさんの中に入って行きたいし、またこういった場ももっと作っていきたいと考えています。

秦野市商店会連合会役員懇談会 顧問としての期待と責任 [活動]

 今日は午後7時より商工会議所において、秦野市商店会連合会役員と顧問である自分と、小宮山議員との懇談会がありました。

 秦野市商店会連合会とは渋沢地区を除く、本町地区、東海大学前、鶴巻地区の商店会で作る商店会組織です。自分も理事、副会長と15年近く役員をしていました。本来であれば会長の職を務める予定でしたが、議員となってしまったため、会長の栄誉を賜る機会は得られませんでした。

 せっかく商人の代表でもある自分が議員になった訳ですから、これを機会に、今まで実態のなかった顧問という役職を活用し、商店会の会員であった小宮山議員も加わって頂き、商店会代表として頑張ろうと今回の懇談会の運びになったものです。
 しかし、実際のところは20年5月の総会で自分が顧問になったにもかかわらず、これまでの間一度も会合の機会が得られなかったため、しびれを切らして自分が川口会長にお願いして、今回の会合に至ったというのが実情です。

 しかし、実際に開かれた会合でのみなさんの反応は良いもので、当然のことながら、各役員からは商店会の厳しい現状また、活性化のためのイベントや補助金等についての要望がありました。22年度については、難しい時期ですが、これからの具体的な商店会活動や予算要望のためにも、これを契機に定期的に会合を開催することとなりました。
 参加した役員の多くからは、こういった機会が持てて大変有意義であり、これから良い方向に進んでいくとの期待が寄せられ、自分も少しでもそう言った方々のお役にたてればと、また、こうした活動が秦野市商連の活性化に繋がればと改めて責任を感じた次第です。

「弘法の里湯」調整会議 優先されるべき課題とは [ローカル行事]

 今日は午後8時30分から「弘法の里湯」で里湯とテナントであるお土産処『やまなみ』・そば店『鶴寿庵』の調整会議が開かれました。

 自分は現在、お土産処『やまなみ』の理事長という立場から、「里湯」の支配人にお願いをしてこの会議を開催しています。
 日帰り温泉である「弘法の里湯」は秦野市の直営ですので、支配人は市の職員です。現在の支配人は教育総務課から配属されてきました。しかしながら、「弘法の里湯」は市の業務とはまったく種の異にするサービス業であり、過去にも2人の支配人がいますが、同様にまったくサービス業とは無関係の職場から、サービス業に必要な知識等の研修の経験もまったくないまま、ただ支配人という肩書のみで配属されてきます。
 このような状況からどういった事態が生じるか推して知るべしといった具合で、今回の会合なども、こちらから言わないと開催しない。いわんや施設内各セクションの連携・意思疎通等も図らない。そんな腰掛け的な姿勢で3~4年もすれば現職は役所に戻ってしまい、また違う部署から似たような背景の担当者が配属されて同じことを繰り返すといった悪循環を生んでいます。

 「弘法の里湯」は今年オープンして9年目に入り、設備の老朽化など色々優先して解決せねばらなない問題点がある中で、そういった根本的なサービスの在り方や業務の運営方法の検証、見直しをせず、ただ単に新しく源泉を掘ってかけ流しにしただけで、本当に施設は良くなるのでしょうか。利用者にとって施設の質が向上、改善されるでしょうか。
 既にある施設の見直し、改善、もしくは反省もなしに、なぜとりあえず温泉を掘るということを一部の独断で真っ先に決めてしまったのかが自分には理解できません。

臨時議員連絡会 説明なき構想 [活動]

 今日は臨時議員連絡会が開催されました。

 議題の一つは、前日も新聞で記事として取り上げられ、既に3回、都合4回も記事になっているクリーンセンター建設の入札に関わる問題です。
 この公共事業については、既に日立造船が落札をしていますが、入札出来なかったJFEという業者が、入札に対する評価結果が不適当であり、不採用に納得出来ないとして説明請求書を提出していましたが、それに対して十分な情報開示や誠意のある答えが無いとしてJFE側はあらゆる法的措置を取るとしています。
 議員各位からいろいろと質問が出ましたが、執行部からは歯切れの悪い内容の苦しい答弁が続きました。既に入札が終わっていることもあり、見直すとはいっても施工までの時間的制約からも十分納得する答えが聞けるか難しい状況です。
 今回の件では執行部が矢面に立って責められていますが、クリーンセンター建設については、秦野・伊勢原の両市で2市組合を設け、長年にわたり検討してきた経緯があり、もし不適切な事があったとすれば、2市組合はその入札にどう関わったのかも問われるべきで、当然その責任は重いと考えます。

 もう一つの議題は、このブログにも既に何回か登場している鶴巻温泉再活性化構想についてです。無投票での二期目が決まった市長は、何が何でも温泉を掘るとの勢いです。しかし、その決定には民意が反映されているとは到底言い難く、自分は事前に市民に対して十分な説明責任を果たすよう要求しましたが、役所中市長の勢いに気圧されているせいか誰も耳を傾けません。無投票で当選した市長に対し、市長がそう言ってるんだからと物言わぬ執行部、今後の活動がやりづらくなるからあえて言わない議員の皆さんの前で、一人二人ではこの状況はどうにもならない。やはり市民の応援が力になります。
 市長に都合がいいのが市民力ではなく、市長にきちっと物を言うのが本当の市民力だと思うのですが。

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