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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

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桃の節句で休会 だったらいいのだけれど [議会]

3月3日
 今日は休会日です。議会が始まって2日目でもう休会かと思われる方も多いと思いますが、実際にはヒマを持て余して休んでいる訳ではなく、この休会はこの後に続く一般質問や常任委員会等の進行をスムーズにするための調整日と位置づけられています。
 自分も議員になるまで分からなかったのですが、一般質問、常任委員会等は議会にさきがけて会期初日に質問を提出することになっており、事前の質問提出から実際の議場での質問日までの間で、質問提出者と執行部との間で議場でのやり取りに関する「調整」が行われます。実際には「調整」は日々の庁舎通いの中、担当者と実務レベルの話し合いが繰り広げられており、この休会での調整はあくまで執行部との最終的な方針確認となる事が多く感じます。
 特に、3月議会は代表質問という大きなイベントがあり、執行部はそれらと合わせて各方面との調整にてんてこ舞いの時期なのです。

 議会進行に「調整」が入っていると聞けば、出来レースかと議会の在り方に眉をひそめる方もいるかもしれません。議場で直接議論をすべきなのではないかと。しかしながら、少し考えてみたらわかる事なのですが、自分が質問をする先は組織なのです。これがたとえどんな一般企業であったとしても、会社としてのコメントを求めたら、いかに精通した担当者であれ、一社員が会社としてのコンセンサスなしに回答する事は許されないでしょう。
 議会活動においてもそれとおなじ対応が求められているのです。

 熱弁を繰り広げれば、勇ましくも頼もしくも映るでしょう。しかしながらその場限りの弁説が現実的に何かを解決してくれる訳ではありません。全くの調整なしで議会に臨んだとしたら、進行が止まり、なんら回答を得ることも出来ず、せっかくの質問も無意味となり、議会の日程などあって無いようなものになることでしょう。
 自分は、議員に求められるのは、むしろその議会に臨むまでにあるのではないかと考えています。日々、市の担当者から責任者まで話し合いを尽くす中で、いかに市民の声が反映された市政へと近づけていけるかの解決策を見出していくことにあると思います。

 かく言う自分も、今回は特に執行部との調整が重要となる案件を抱え、現在質問内容の仕上げに取組んでいます。特に、市長肝入りの源泉掘削に対し、もの申す訳ですから、なかなか思うようには調整が進みません。どうなることやら。


posted by 鶴生館(かくせいかん) at nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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