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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

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説明なき人事 地方分権の危うさ [活動]

3月24日

 昨日の人事異動の連絡を受けて、本日市役所に出向きました。
 理解しがたい辞令について、担当部長、市長室長等執行部にお尋ねしましたが、納得のいく答えは頂けませんでした。
 異動させられる当人も寝耳に水だと話していました。まさか二人同時に異動になるとは考えもしなかったと。一人は昇進とは言え、2市組合に出向であり、年齢を考えれば定年までに市役所に戻る事は無いかもしれません。事実上の島流しだとも言われます。もう一人は、税務課へ。確かに現職よりはゆとりができて、定時で帰れる日も多くなるかもしれませんが、目立たない地味な部署へ。
 上司の職歴等を考えると後任の職員選任において一部の思惑で人事に手が加えられている事が良く分かります。市民のために、また、より良い市政運営のために熟慮した結果の人事などとは程遠く、役場内の一部の人間にとって都合の良い人事であります。派閥と言うか、好き嫌いと言うか、見せしめと言うか…。

 ある国会議員もいつか言ってましたが、国会は伏魔殿であると。正にそのものであります。そして、こうも言われます。『文句を言っているのも今の内だよ。お前も時期にそうなるよ』と。

 国会、巷で地方分権、地域主権などと言った言葉がはやり言葉の様にもてはやされていますが、国民の生活の土台である市政が、このように一部の人間の思惑で私物のように扱われてしまう現状で、単純に権利を委譲してしまって本当に大丈夫なのでしょうか。国は、市政の面倒までみきれない、面倒くさいから手放したい、地方は地方で勝手にやりたいから権利をよこせと言っているようにも見えてきます。こんな事で議会改革の基本条例の制定もそうですが、本当に国民のための、市民のための、改革が出来るのでしょうか。

 改めて議員の一人として、その危機感と責任を感じています。


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