SSブログ

まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

桜とちびっこ 彼らを守る後ろ暗いセーフティネット [活動]

4月8日

 今日は、つるまきこども園の入園式。朝から良いお天気で、まだ桜も散らずに頑張っています。
 その桜の木の下をちびっ子たちが入園式に集まってきます。本当に無邪気で元気。昔とちっとも変わっていない。

 入園式が始まるまでの合間に園長から、昨年好評だった小学生との交流会を今年もやるとのこと。すると、小学校の校長も中学生と交流会をやる予定だと言われました。ここだけ聞くとなかなか感心できる取り組みのように思えますが、しかし、その背景にはそうせざるを得ない実情、根の深い問題があるようです。
 これは自分が議員になってから知ったことですが、教育現場ではかなり前から問題になっていることがあり、それが小学校に入学した子供たちが自分の行動を制御できず、授業中にもかかわらず廊下に出たり、教室内をうろうろして授業にならない「小一プロブレム」と呼ばれるものであったり、小学生から中学生になったとたん、学習や生活の変化になじめず、不登校になったり、いじめが急増すると言った「中一ギャップ」です。
 つまり、先に話した、こども園や小学校の取り組みは、そうしたことへの一つの対処法ということです。そういった子供たちの現状・環境を考えるとどうしてもなにかが狂っている、おかしいとしか思えません。自分たちや自分の子供たちの時代もそういった問題はあったのかもしれませんが、それは大勢の人間が共同生活をすれば多少はあるだろうという範疇の出来事であったと思います。しかし、現在のそれは、その意味も状況も全く異質のものであります。
 5日の話もそうですが、政治不信にも同じ根の問題があるように感じます。このままでは、人間社会が崩壊してしまう。子供から大人までもう小手先の対処では解決できない。今すぐ一人一人が真剣に向き合い、行動を起こさないと。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。