SSブログ

まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

政務調査費で果たされるべき目的を考えて [活動]

4月12日

 先日政務調査費のことを書きましたが、今日はそのことに付いて少しお話を。

 政務調査費とは、会派、または議員が政策を研究調査する目的のために市から支給されるお金(税金)です。

 現在秦野市では、政務調査費は個人でなく、会派に支給されている訳ですが、会派に支給されると全ての物は会派の共有物であると言う考えになってしまうそうで、例えば、デジタルカメラや電子辞書などは会派で1台買ってそれを使い回せば良いと言う考えになり、新聞や書物についても同様に捉えられてしまいます。しかし、現実の問題として、同じ会派の者が毎日24時間一緒に過ごしているわけではないので、購入した備品や書籍をすべて皆で使い回すと言うのはいかにも非現実的です。
 また政務調査費の支給方法は、会派の口座に振り込まれることになっていますが、必要が発生する度に監事と調整をし、必要費用の受け取りを行うのは、日々の業務の中では非常に煩雑な手続きとなります。今現在も年度当初と年度末に各議員に一定の金額をお渡しているのですが、それぞれ使い方が違いますので会計がスムーズに行えません。結果、各議では使いづらいと言う事で、色々ご批判もお聞きしますが、視察という形で消化するのが一番良いと言う事になる訳です。
 ですから、政務調査費を消化するために会派での視察を計画するところもある訳で、これではせっかくの税金が本来の目的を果たしていない事になります。そんな意味でも、政務調査費は議員一人ひとりの責任において使って頂き、その結果を市民に対して自己申告する方が良いのではと思うのですが。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。