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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

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行政視察に対する考え方 [もの思う]

5月13日

 視察で店を開けていたので仕事がたまっています。朝から仕込みに追われ1日が終わりました。

 昨日まで3日間視察に行っていた来た訳ですが、この様な視察が年に4回ほどあります。内容を知らない人からは「税金で旅行に行けていいな」などと言われがちですが、実際にはそんな安易に想像される流暢なものではありません。とにかく疲れます。
 貴重な税を使って行く行政視察であり当たり前な訳ですが、何回か行かせて頂いて感じるのは、視察を行うこと自体が目的と言うか、しなければいけないものになっていると言う事です。そして、実は受け入れ側の市もそれを理解しているという実態です。ですから、訪問側も受け入れ側も、形式的に予定を消化するだけになり、本当に市民にとって有益な視察には殆どならないのが実情だと思います。
 このような視察がまったく無駄であるとは思いませんが、毎年同じような視察に行かなければならないと言う事も無いと思います。議員報酬以外の貴重な税金を使って行く訳で、決まりごとのように視察に行くのではなく、必要のある時に行けばよい訳で、その場合でも何の目的で視察に行き、何を学び、結果それを市政にどう活かすのかと言った報告も市民にすべきだと思います。
 また、視察にあたっては、事前にその視察項目に対して情報収集する事はもちろん、会派あるいは常任委員会で視察に向けての意見交換等もすべきだと思います。現在その様な事柄は行われておらず、見ている限りではぶっつけ本番です。経験の長い先輩議員に言わせれば、そんな事は知識として既に持ち合わせており必要ないと言われるかもしれませんが、短い視察時間であり、時勢も日々変化している訳で、少しでも市民にとって有意義な視察にする為にも、議員や職員が視察に対する共通認識を持つ意味からも、そういった作業は必要ではないかと思います。
 現在、自分の周りではこうした考えにはなかなかご理解を頂けませんが、議会活性化に取組んでいる所でもあり、あきらめず訴えて行きたいと思います。


posted by 鶴生館(かくせいかん) at nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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