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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

商店会活性化のカギ 人材育成と言う課題 [商店会]

5月18日

 今日も急きょ植樹祭、商店会総会の準備のための会合を開催しました。
 朝からそのための事務処理を急いいでいたのですが、当日までの間、もう少し人の手配や材料・道具等の具体的な準備をしておかないと実際の運営に支障をきたします。先日も言った様に今いる役員は、その辺のことを理解してくれているので急な呼びかけでも集まってくれます。

 自分はよその商店会でよく言うのですが、殆どの商店会が、親睦、親睦と旅行やバスツアーでその会費を消化しています。親睦を深めなければ一緒に事業など出来ないからと。分からなくはないのですが、この厳しい時代いつまでそんな事を続けていれば親睦が出来て活性化に取り組めるんでしょうか。
 そうではなく、積極的に活性化のための事業に取組み、その事業に会員自らが積極的に参加する。それにより、そのこと自体が親睦になり、活性化につながる。そう言った考え方に、商店会の在り方に変えて行かないと数千円の月会費とはいえ、これからの時代単なる仲良しクラブでは、入会する商店は減るばかりだと思います。親睦旅行やバスツアーをやっていれば、そのうち気心が知れて事業が出来るようになると言ったような心構えでは、益々商店会は時代に取り残されてしまうと思います。

 先日、隣の商店会長が商店会マップが出来たと持ってきました。地図に自分の商店会の加盟店を記しただけのマップです。鶴巻は小さい街で、駅を中心に円を描けば半径1kmもいらない程です。小田急線を境に南側に南町商店会があります。元は3つの商店会があったのですが、こんな小さな街でいくつも商店会はいらない、一つで良いのではと、当時7つあった商店会に声を掛けたのですが、北側が話に乗らない。そこで南側だけ先に一つの商店会にまとまりました。そうはいっても出来る限り地域の一体化を図ろうと言う事で、全体を交えた連絡協議会を作ってあるのですが、そのマップを持ってきた商店会長に尋ねたら、どこにも声を掛けずに自分の商店会だけで作ったと。いろんな意味で皆で力を合わせることの良さを一番知っていつはずの人物でさえ、自分で実際に何か企画するとなると地域と言ったサイズでの考え方が出来ない。何をやっても自分の所と言った狭い考えでしかものを見れない。そう言った意味では、人材の育成と言うのが商店会がその活性化に向け、早急に取組まなければならない事業の一つなのかもしれない。


posted by 鶴生館(かくせいかん) at nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

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