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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

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イベント準備 本当の親睦とは [商店会]

5月20日

 今日も植樹祭の準備です。
 組合の仲間が集まり自分の店の厨房を使ってモツ煮の準備です。普段料理をしない仲間でする、慣れない作業であり、その量もかなりありましたので、準備が間に合わないといけないと言うことで、娘たちがあらかじめ下処理を済ませていてくれたお陰で、なんとか無事に終える事が出来ました。

 皆なれない作業ですからうまく出来るわけでもないし、効率よく出来るわけでもありません。しかし、忙しい時間を割いて皆で力を合わせて一つの作業を、事業を仕上げる。これが何より大切であり、最高の親睦であると思います。

 予定より少し早く終えたので植樹祭当日のおおね公園露店の作業・運営の再確認をしました。継続事業あればある程度慣れと言うものがありますが、初めて取り組むと言うのは事の大小に拘わらず、その企画・準備からそれは大変なものです。それも自分一人ならまだしも、大勢の理解と協力があって始めて成り立つものだからです。
 自分も酒が好きですし、宴会やバス旅行等も否定するわけではありませんが、いつまでもそれだけではただの仲良しクラブで終わってしまいします。これだけ長引く不況、益々グローバル化が進むこの時代においていつまでも一国一城や仲良しクラブのままでは活性化は出来ないと思います。
 また、商店会に入ってもメリットがない、商店会は何もしてくれないと言う人がよくいます。どこかのカード会員でもあるかのように、ただ特典が降ってくるのを待つのでは無く、同じ地域の運命共同体の一員として自ら積極的にあらゆることに参加しチャレンジする事が今の商店会に一番欠けているもの、つまり一番求められているものだと思います。
 今回、全国植樹祭のサテライト会場であるおおね公園でのイベントは、『ほっと鶴巻』と言う商店の協同組合が行うわけですが、この組合を作る時に組合員全員に言われた言葉があります。組合を継続していくには、また、皆さんにとって必要な組合であるためには、『組合が自分に何をしてくれるかではなく、自分が組合に対し何が出来るか』であると。自分も聞いていてその通りだと思いました。もとよりこの組合は、まとまりの無い商店会を憂い思いのある有志で立ち上げたものですが、多少人数合わせをしたところがあり、組合に入れば何か良いことがあるのではとの期待感だけで参加した組合員は、案の定一人また一人と去っているのが現状です。

 鶴巻だけでなく、相変わらず日本中の商店会が衰退しています。一体何時になったらこの深刻な状況に向き会ってくれるのでしょうか。商店会の名簿から感じることですが、本気で皆がまとまればコンビニや下手なスーパー以上の組織になると思っています。

 とにかく、今後もあきらめずに取り組んで行きたいと思います。


posted by 鶴生館(かくせいかん) at nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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