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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

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東海大学前商店会総会 本質的なまちづくりとは [活動]

5月26日

 今日は、隣駅の東海大学前商店会の総会にお邪魔しました。
 東海大学前商店会は、秦野市4駅の商店会の中で唯一単会の商店会であり、会員数も91名と多いせいもあって総会自体は人数も多く賑やかです。
 特に他の3駅と違うのは、その駅名まで変えてしまった東海大学と言う27、000人の学生を擁する全国区の巨大な大学が控えている事で、来賓の中にも多くの大学関係者が来ていました。その人数の多さを見れば商店会と大学の関係が容易に推測されます。
 市道が県道に格上げされ、鶴巻の開発よりも先に市長が100億を掛けたと自慢する駅前広場を含めた開発が出来たのも、大学があったればこそであります。

 その立地や環境を考えれば、商店会の取組みや活動が大学中心になってしまうのは仕方のない所であり、良くも悪くも大学だのみと言った感は否めません。しかし、その市長が誇る100億も掛けた新しい駅前広場が完成したばかりにもかかわらず、この商店会では既に撤退、廃業した店舗がチラホラとあり、道路整備や広場整備にいくら金を掛けても、それが根本的なまちづくりの計画と連動していないとその効果は限定的になってしまうと言う事です。

 市はいつも言います、道路整備や広場整備は行政の責任だが、その外は民間の問題であり市には手が出せないと。それでいてまちづくり協議会などと言うものを地域に立上げ、まちの在り方を議論させる。いくら民間の問題とは言え、行政が抱える道路整備や広場整備と連動しなければ、いくらまちづくりを議論し地域の理解を取り付けても計画の整合性が取れない訳で、そのためには市の積極的な支援が不可欠であります。

 これから始まる鶴巻南口の整備もそうですが、せっかく地域住民の思いをまとめ、皆が協力すると団結して盛り上げているにも拘らず、役所時間と言う時の流れの中で民間部分に付いては手をつけず、道路整備や広場整備だけで終わってしまいそうであります。

 事業に費やす時間と言う1点だけにおいても民間とは月とスッポンほどの開きがあります。こう言った行政の体質、考え方を変えないと、税金がいくらあっても足らないと思います。


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