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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

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鶴巻地域 水害対策訓練 地名が示す土地の歴史 [活動]

5月29日

 今日は鶴巻地域の水害対策訓練です。
 朝9時にそれぞれの自治会に集まっていた地域の皆さんが、午前10時に実際に災害が起きた時の避難場所である鶴巻小学校に集まって来ました。

 こう言った訓練は、鶴巻地域独特のもので、地域の中でも小田急線から南側の海抜の低い第1自治会・代々木団地・ひかりの街、それと中部と第2自治会の一部が、特に水害の危険性があります。この地域は昔から度々水の被害にあっており、ひかりの街の辺りはそのマンションが出来るまでは、田んぼに板を渡してそれに乗らないと田植えが出来ないという、田んぼの中でも沼地のような所であり、地元の人はとても建物が経つような所ではないと思っていました。だからこそ周辺が開発されても駅に近いそこだけは手つかずで残っていたのですが、建設技術の進歩のお陰でマンションや家が建ったわけです。
 しかし、その後のマンション周りの地盤沈下や周辺家屋が傾いたりと言う状況までは防げなかったようです。自分も子供の頃、台風の後などに家のすぐ下の所から、見渡す限り湖の様になっているのを何回か見ました。そして、その様な時でも水につかっていない場所があって、その地域の地名が根丸島、舞台と言う事で、正に地名の表すとおり湖の中にぽつんと島がある様な、水の中に浮かぶ舞台の様でありました。つまり、鶴巻という地域はその地名からも昔から水害にあっていた事を物語っている訳です。

 そんな歴史から、今鶴巻のはずれでは、40億円近く掛けてポンプ場の建設が始まっており水害を防ごうとしている訳ですが、これも言いました様に時間50ミリの雨までの対応であり、それ以上の雨に対してはいろんな意味で対応が出来ない。そこで、ポンプ場が出来るとは言うものの、こう言った地道な訓練を繰り返し行う必要性がある訳です。

 今日はあいにくの天気ではありましたが、地元消防団を始め指定された自治会の皆さんが参加をされていました。実は今日の午前11時30分から文化会館で商工祭りが行われているのですが、こちらの訓練と時間が重なってしまい、そちらには行けませんでした。
 それより明日は、おおね公園で地域の市民体育祭です。先週の植樹祭は、散々な天気で参加者も大変、商人たちも商売にならなかった訳で、明日こそは良い天気でと思っていたら、何やら天気が怪しくなって来ました。2週続けて雨では、弁当の相次ぐキャンセルが予想され、それではあまりにも商人たちがかわいそうです。頼むから雨だけは降らずに、無事開催できるように祈るばかりです。


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