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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

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市道整備の難しさ 厳しい現状に対応するためには [議会]

6月18日

 今日は環境産業常任委員会ですが、所管質問も無いので傍聴には行きませんでした。

 午後に道路維持課長から月曜日の都市建設常任委員会での陳情について説明をしたいとの連絡がありましたので、市役所に伺いました。
 陳情の内容は、市道の補修や整備、歩道の設置等に関するものです。簡単に言えば早くやれと言うことです。しかし、現在市道の総延長は、600kmを越え更に伸びて行く中、建設費等の予算は10年前の半分以下となっています。当然その分人員の削減も進んでおり、実情と実態が噛み合っていないのが本当のところです。

 インフラの老朽化に伴って年々増えていく市民からの要望に対し、担当の所管課では、毎日遅くまで職員がその対応に追われています。陳情では具体的な場所まで細かく指摘をされていましたが、担当課では、予算や優先順位等を考慮し懸命に対応をしているところであり、陳情によってそれが変わってしまうとなると今後収拾がつかなくなる恐れがあり、個別の指摘に対しての取り組みは難しいと思われます。

 自分も議員になってからその状況がよく理解できたのですが、その対応は本当に大変で、総延長が長すぎて、新しい所を修繕する前に修繕した所の修繕時期が来てしまうような有様です。税の使い方、また、その優先順位等について、市だけでなく市民も含めもっと議論する必要があると思います。


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