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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

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役人の世間離れした考え方に対する嫌悪感 [もの思う]

8月4日

 先日、県の土木課から連絡がありまして、今日の午後2時においでになるとのことです。そんな訳で、今日もまだお腹の具合が悪いこともあって、家でチラシを作りながらおいでになるのを待っていました。さすがにお役所です、県の職員2名と市の職員3名で午後2時きっかりにおいでになりました。
 どんな話かと思ったら、昨年の10月以来、駅前開発にかかる移転の話に何の進捗も無いままで大変申し訳ない、何とか今年度内に契約出来る様にしたいのでよろしくと、それだけでありました。

 あまりにも雑駁なお話になんと言ってよいか言葉に詰まりました。役人と言うのはどうしていつもこうなんでしょうか。とても世間の情勢や一般の人たちの生活の実情を理解しているとは思えない対応です。いや、その姿勢は分かろうとすらしていないと思えるほどです。言われた仕事をただ遂行するだけで、問題が分かっていても進んで解決に取り組むようなこともせず、2~3年もすれば配置転換で部署も変わるわけですから、なんとしても自分のうちにこれだけは、また、ここまでは何とかして仕上げておきたいと言った気概が感じられない。ただでさえ今地代は右肩下がりで、どんどん資産価値が下がっているこの時期に、そんなにのんきに構えられたのでは、当初の計画を信じて協力をしてこられた皆さんには、たまったものではありません。

 特に、自分も含め地域の商人たちは、この厳しい中、何とかそこまではと歯を食いしばって頑張ってきた訳で、それが理由も知らされず1年も延ばされた上にまだこれから時間が掛かると言われる。仕事が順調に行こうと行くまいと給料が保証されている公務員さんには、計画が1年も遅れたらそれに関わる市民、県民の生活にどれほどの影響を与えるものなのか想像することも出来ないのでしょうか?唖然とします。今商人は、「待たされる」という事自体が死活問題になりかねないのです。しかも、開発に関わる人に代替地として用意されている移転先は15年も前に取得した一ヵ所しかなく、長年に渡り開発計画が放置されてきた結果、今では商業者にとって、必ずしもそこがよい環境とはいえない状況を招いています。当然、その場所以外であれば自分で探さなければいけないわけですが、開発側から最終的な移転の時期をいつと具体的に示してくれなければ、それも思うに任せません。何故なら、世の中は、状況は、日々刻々と変化をしているからです。

 然るに、役所は自分の都合しか考えない。相手の状況なんかいちいち考えていられないよと言った風です。これでは、本当に無駄のない、良いまちづくりなど出来る訳がありません。以前も言いましたように、人の金と言った感覚、役所時間と言った感覚を変えなければ、そう言った事を改めることは出来ないと改めて思いました。


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