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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

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様変わりした母校 冷房のある学校とない学校 この不公平感に無策の市 [活動]

9月12日

 自分の母校である大根中学校の運動会に行ってきました。
 自分の頃は、人口もそんなに多くなく、大根・鶴巻地区には、小・中学校それぞれ一つずつでありました。下大槻、南矢名、北矢名、鶴巻、当時は、宿矢名もありましたが、それでも1学年100人足らずです。同じ学年は当然、同じ学校で知らない者などいません。皆友達です。
 一番生徒数が多かったのは、自分の子供たちが通っていた頃だと思います。いわゆるベビーブーム世代の頃ですね。小学校などは、1学年11クラス位あったでしょうか。校舎が間に合わず、狭い校庭の隅にプレハブの教室を建てて授業をしていました。
 その後、小学校が広畑、鶴巻にでき、中学校が鶴巻にできた訳です。現在の大根中学校も自分たちの頃の面影は全くありません、すっかり様変わりしました。山と畑ばかりだった学校周辺も住宅で埋まっています。時代の流れを感じざるを得ないのですが、運動会ではしゃぐ生徒たちは、あの頃の自分たちと何も変わっていないように見えました。何故変わってしまうのか、変わったと言われてしまうのか、くどいようですが、それは大人たちに、その社会に問題があるとしか思えないのです。

 それにしても、昨日と言い、今日と言い、9月半ばだと言うのに、暑い。
 暑いと言えば、老朽化し建替えることになった本町中学校の新校舎ですが、全教室に空調を付けるとの事です。付帯設備と言う事で、事前に議会に対する詳しい説明がなかった訳ですが、新築だからとは言うものの、暑いのはどの学校も同じはず。同じ条件で学習させるためにも、財源も含め今後どういった形で市内の他の学校に配備をしていくのかの説明と理解があって、その一番が新築の本町小学校と言うなら分かるのですが、実はそんな建設的な計画があっての事ではないのです。本町中学校の新校舎には空調が付く。他には付かない。それだけです。空調のない教室で頑張る生徒には聞かせられない話です。
 この不公平を問いただしても、おそらく源泉掘削の時と一緒で、市は後から理屈をつけるのでしょう。それも聞いた方の神経を逆なでするような類の理屈です。やることなす事がどうも思いつきでやっている様にしか見えない。危機的な財政状況と言われているのに、何を考えているのでしょうか。現場の先生たちも生徒に「なんでうちには付かないの」と聞かれたら何と答えればいいのでしょうか。


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