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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

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店の仕込み8時から21時まで 商業の一極化で日本が失うもの [もの思う]

11月19日

 朝の8時に仕込みをスタートして終わったのが夜の9時。
 途中の休憩は、朝のコーヒーと昼食で合わせても1時間くらいでしょうか。
 予想していた事ではありますが、仕込みだけに集中してこれですから、店や出前をやりながらでは0時を回っていた事でしょう。長いこと商売をやって来た中で、これくらいの忙しさは珍しい事ではありません。職種を問わず、自営業者は忙しいと言えば大体こんな様子ではないでしょうか。
 自分の店は自営業ですから家族も同様ですが、今の時代、自由競争の厳しさからそこまでやっても儲からない。やればやるほど赤字が増えて行く。個人商業者には大手のような公的資金投入など、望むべくもありません。やめられる人はまだ良いのです。殆どの個人商業者は借金等の問題を抱えており、やめるにやめられないのが実情です。

 地域商店会は、本来の人間関係が崩壊してしまったこの時代に残された、人と人とを地域にを結びつける重要なコミュニティとして、また、買い物難民と言われる高齢者のより所として、これから更にその存在が求められているにも拘らず、地域商店会の置かれている現状やその将来は危機的状況であると言わざるをえません。かつては、小なりといえどもその数の多さから、地域の雇用の担い手として少なからず貢献してきたものと思いますが、家族の収入さえままならない状況ではパートも雇えませんし、ましてや若い従業員などは居付く訳もありません。益々進む経営のグローバル化や競争社会を生き抜くための大手大型店舗への一極化やチェーン化等の流れの中では、個人商店など無くなってもさして困らない人が多いのかもしれませんが、それがために日本が本来持っている良さが、らしさがどんどん無くなって行く、それで良いんでしょうか。テレビ番組で外国人の方が、日本の素晴らしさを褒めているのを見かけますが、私達が一極化の中で失おうとしているのは、外国には無い、正にその部分なんですがね。


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居心地のいい場所 立て込む仕事と迫る12月議会 [議会]

11月18日

 久しぶりに今日は下水道部に行ってきました。
 先日下水道部長のご母堂が亡くなられたのですが、葬儀に参列する事が出来ず、挨拶を兼ねてお邪魔をした次第です。
 下水道部長には、都市部長の頃からお世話になっており、気心も知れていると言う事で、会えば自然と話も弾みます。話が弾むとは言っても、今日は葬儀の直後と言う事で、お母さんの思い出話やお母さんがやっていたお店の話を懐かしそうに話されました。伺ったのが遅かったので、長居は出来ませんでしたが、部長以外にも課長はじめお世話になっている職員がたくさんいて下水道部は居心地の良い所です。

 明後日20日は店に予約の仕事が立て込んでいて大変忙しく、今日のうちに献立を決めて市場へ魚の発注をしなければいけません。明日はその仕込みで1日終わってしまうと思います。その後も総会や行事が詰まっており、12月議会が今月25日からと目前なのですが、この忙しない様子のまま突入することになりそうです。


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