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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

寒さの中近付く台風 国ではなく市政から緊張感を持った事業運営を [もの思う]

10月28日

 今日も朝から寒いです。おまけに何やら大型の台風14号が近づいているとの事で雨も降っています。
 先日大きな被害を受けたばかりの奄美大島の皆さんにとっては、何とも申し上げようの無い状況であり、被害の少ない事を祈るばかりです。
 自然現象ばかりは、人力ではどうする事も出来ませんが、新聞やテレビを見ていても不景気からか暗いニュースばかりです。先だっての視察においても、毎年3万人を超える自殺者の昨今の最大の要因は、金銭問題だそうです。災害等もそうですが、行政も言葉だけでなく、上から目線でなく、本当に市民・国民の立場で判断をして事に当って頂けたら、かなり良い方に変わって来ると思うのですが。
 事業仕訳などと言うとすごい事をやっているようですが、国だけでなく、常に市や県もそう言った感覚で事業を行って頂ければ、そもそも仕訳など必要の無い話だと思います。
 そんな訳で、今日はやまなみ総会の準備を急ぎました。


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紙であふれかえる事務所で思う経済対策 [もの思う]

10月27日

 今日は、朝から大変寒い1日でした。世の中も不安定ですが、気候の方も同様のようであります。どうやら厳しかった夏の暑さの裏がえしで寒さの厳しい冬になりそうです。

 久しぶりに昼間出かける用事が無かったので、事務所の整理をしました。
 狭いのに時間がかかると言うか、狭いからこそ整理が大変です。ちょっとほっておくとすぐに溢れてしまいます。とにかく資料、FAXの類いが大変多い。細かい事の様ですが、厳しい財政状況を考えれば、こう言った資料等のあり方、出し方等に付いても考えさせられる所です。
 気になる景気の方も止まらぬデフレ、円高、更に今話題になっているTPP(環太平洋戦力的経済連携協定)の行方など懸念される状況ばかりです。政府の方では、事業仕訳第3弾だそうです。政権党でいたい、そのために有権者のウケを狙いたいのは分からなくはないのですが、それ以上に具体的で実効性のある経済対策を急ぐ必要があると思うのですが。削減だけでは限界があります。収入が、仕事が増えない事にはどうする事も出来ません。


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お盆の集まり 親族のつながりの変化 [もの思う]

8月13日

 今日はお盆と言う事で自分の母方の親戚がみんな本家に集まります。
 ただ、店の方も明日から17日まで市場がお盆休みに入るということで、今日はいつもより荷が多く、明日の母の新盆の準備もあったため、自分は少し遅れて本家に伺いました。

 時代と言うのでしょうか、母の兄弟でも今ではお盆の時くらいしか皆集まりません。そんな状況ですから、いとこ同士ともなると普段はまず会う事もなく、会うとすれば身内の不幸の時くらいです。家族もそうですが、今では社会全体が核家族の様になってしまっているのではないでしょうか。その結果として、日々悲惨な事件が後を絶たない。これも言いつくされた言葉ですが、あまりにも豊かさを求め続けた結果、人として、家族として、そして、社会として本当に必要なもの、本来忘れてはいけないものを置いて来てしまったと言う事なのでしょう。そして今、その唯一のよりどころであった経済までもが破綻をきたし、自分の居場所さえ見つからない。経済の立て直しが急務である事はその通りだと思いますが、資源もない小さな日本、ただ経済だけの復興を目指すのではなく、そこには日本らしさが必要だと思います。そうでないと、今度は日本の居場所が無くなってしまうと思います。


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役人の世間離れした考え方に対する嫌悪感 [もの思う]

8月4日

 先日、県の土木課から連絡がありまして、今日の午後2時においでになるとのことです。そんな訳で、今日もまだお腹の具合が悪いこともあって、家でチラシを作りながらおいでになるのを待っていました。さすがにお役所です、県の職員2名と市の職員3名で午後2時きっかりにおいでになりました。
 どんな話かと思ったら、昨年の10月以来、駅前開発にかかる移転の話に何の進捗も無いままで大変申し訳ない、何とか今年度内に契約出来る様にしたいのでよろしくと、それだけでありました。

 あまりにも雑駁なお話になんと言ってよいか言葉に詰まりました。役人と言うのはどうしていつもこうなんでしょうか。とても世間の情勢や一般の人たちの生活の実情を理解しているとは思えない対応です。いや、その姿勢は分かろうとすらしていないと思えるほどです。言われた仕事をただ遂行するだけで、問題が分かっていても進んで解決に取り組むようなこともせず、2~3年もすれば配置転換で部署も変わるわけですから、なんとしても自分のうちにこれだけは、また、ここまでは何とかして仕上げておきたいと言った気概が感じられない。ただでさえ今地代は右肩下がりで、どんどん資産価値が下がっているこの時期に、そんなにのんきに構えられたのでは、当初の計画を信じて協力をしてこられた皆さんには、たまったものではありません。

 特に、自分も含め地域の商人たちは、この厳しい中、何とかそこまではと歯を食いしばって頑張ってきた訳で、それが理由も知らされず1年も延ばされた上にまだこれから時間が掛かると言われる。仕事が順調に行こうと行くまいと給料が保証されている公務員さんには、計画が1年も遅れたらそれに関わる市民、県民の生活にどれほどの影響を与えるものなのか想像することも出来ないのでしょうか?唖然とします。今商人は、「待たされる」という事自体が死活問題になりかねないのです。しかも、開発に関わる人に代替地として用意されている移転先は15年も前に取得した一ヵ所しかなく、長年に渡り開発計画が放置されてきた結果、今では商業者にとって、必ずしもそこがよい環境とはいえない状況を招いています。当然、その場所以外であれば自分で探さなければいけないわけですが、開発側から最終的な移転の時期をいつと具体的に示してくれなければ、それも思うに任せません。何故なら、世の中は、状況は、日々刻々と変化をしているからです。

 然るに、役所は自分の都合しか考えない。相手の状況なんかいちいち考えていられないよと言った風です。これでは、本当に無駄のない、良いまちづくりなど出来る訳がありません。以前も言いましたように、人の金と言った感覚、役所時間と言った感覚を変えなければ、そう言った事を改めることは出来ないと改めて思いました。


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人類は破滅への道しか進めないのか カール・セーガンが予測する知的生命体としてのジンクス [もの思う]

7月21日

 今日は午後から娘と何箇所かの電気店・スパーを見て回りましたが、とにかく暑い。家にいるよりこういった所で時間を潰す方が涼しいし、家の電気代も掛からないから結構混んでいるのかと思っていたら意外と空いていました。おおね公園もそうですが、暑過ぎてかえって外に出ないんでしょうか。

 群馬県の館林市では、38.9℃とか熱中症で4人の方がお亡くなりになったと言ったニュースが流れ、また、ロシアでは130年ぶりという猛暑で場所によっては40℃を超え水の事故で1600人以上が死亡するなど16の地域で非常事態を宣言する状況だそうです。一方南半球では寒波に見舞われておりアルゼンチン、チリではマイナス14℃、17℃。ボリビア、パラグアイ、ウルグアイでも零度近くになり多くの死者や家畜にも被害が出ているとか。

 こういった地球規模での気候変動、非常に心配です。こうした異常気象とも言うべき環境変化に対し人為的なものが関係しているとは科学者でも中々認める人はいないようですが、たとえそこに人為的なものがあろうと無かろうと、すでに人類にとって、また、この地球上のあらゆる生物にとって良くない環境・状況が進行している事は明らかなはずです。いつまで人々はこうした経済至上主義というか競争の原理主義から取り返しのつかない搾取と破壊を繰り返していくのでしょうか。何時になったらかけがいのないこの星が宇宙船地球号になれるのでしょうか。

 昔から一つ気になっている事があります。今から30年ほど前に故カールセーガン博士が書かれた「コスモス」と言う本があります。自分もこれを発売当初、まだ小学生の息子と一緒になって読みました。同時期にアメリカで製作された同名のドキュメンタリー番組が日本でも放送されているので記憶にある方も多いかと思います。
 その中で博士は、地球の人類以外宇宙に知的生命体は必ず存在すると。しかしその高度な知能故その殆どは自滅する、しているだろうと言っています。やはり我々人類もその轍を踏むのでしょうか。

 博士が監修したこの番組の視聴者だけでも1980年代の放送当初から数えて述べ6億人にもなると言うリサーチもあります。今の状況を考えるとあまりにも空虚な数に聞こえてなりません。そしてその空虚さをこそが人間の無関心に思えて怖いと思うのです。


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市民が議員に求めるものとは 懇親会も勉強の場 [もの思う]

7月13日

 今日は久しぶりに公務の予定がありませんでした。お陰様で、19日の役員会の準備がはかどりました。

 つい先日参議院選挙が終わったばかりですが、思えばちょうどあと1年後は自分の選挙です。相変わらず選挙については素人のままで、これから1年どうやって対応して行ったらよいのか全く分かりません。既に来年の選挙を意識して常に駅で朝立ちをしている仲間もいます。また、実績は選挙で評価されない、とにかく目立つこと。と言う先輩議員の言葉もあります。市民の声には具体的な結果、成果を持って応えたいと考える自分にとっては違和感を覚えるところであり、常にこれには悩まされます。
 日頃から選挙ばかり意識していると市民のためと言う本来の議員としての役目が疎かになるのではと思って活動してきましたが、これからの1年間はそうは言ってられないと言う事でしょうか。とにかく止まってはいられません。何とか時間を作って一人でも多くの皆さんにご挨拶にお伺いしたいと思います。

 午後6時からは市の執行部との懇親会です。今回の6月議会の一般質問の経緯から、議会が終わって落ち着いたらと約束してあったものです。同じ市の執行部とは言え、人や立場が違うとその考えや感性も全く違う訳で、市の全体像を実感する上で大変役に立ちます。まずは、敵を知り己を知らばと言ったところでしょうか。こう言った経験が無駄にならない様、今後の質問等に生かして行きたいと思います。


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参議院選挙 政局は国民の選択の結果 [もの思う]

6月24日

 いよいよ参議院選挙の公示日です。
 ご存じのように首相が交代しただけで内閣支持率が19.1%から61.5%へV字回復だそうです。首相が交代するとご祝儀的に支持率が上がるものらしですが、それにしてもなぜ今回ここまで、首相が代わるだけで支持率が上がるのかが自分には良く分かりません。よほど独裁的な指導力でも発揮出来れば別かもしれませんが、首相が代わったくらいで簡単に政党の体質や考え方が変わるとも思えない。はたしてそんなに手放しで期待できるものでしょうか。

 小泉首相の郵政選挙の時もそうでしたが、改革と言う言葉に過度に期待をし、あれだけの議席数を与えてしまう。昨年の衆議院選挙でも政権交代と言う言葉に安易に期待をし、やはりあれほどの議席数を与えてしまう。マニフェスト選挙と言う最近の特徴なのでしょうか、言葉だけが一人歩きすると言うか、表面的な期待感だけで投票し、結果、極端な選挙結果になり、そのツケが国民に回ってくる。あれだけ極端な数字(支持)を与えてしまえば誰でも勘違いしますよ。それでなくても政治は、数が力な訳ですから。これは日本人の特徴なのかなと思ったりもします。よく分かっていないけど、その場の雰囲気になんとなく流される。しかも集団でわーっと流される。それによってどうなってしまうのか、どういうリスクが想定されるのかと言ったことを、政局に関してはあまり突っ込んで考えない。それでいて悪い結果が出てから、こんなはずじゃ無かったと非難をする。有権者が評論家の様になってはいけないと思います。何故なら、選ぶのが有権者なら、その結果の一端を担うのも有権者であるからです。
 来月7月11日が投票日ですが、国民の皆さんは単なる期待感だけではなく、どういう覚悟で選択をし、その結果を受け入れられるのでしょうか。

 昔、「この程度の国民に、この程度の政治」と言った人がいますが、あれから27年になります。今はこの言葉が死語であることを信じたい。


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行政視察に対する考え方 [もの思う]

5月13日

 視察で店を開けていたので仕事がたまっています。朝から仕込みに追われ1日が終わりました。

 昨日まで3日間視察に行っていた来た訳ですが、この様な視察が年に4回ほどあります。内容を知らない人からは「税金で旅行に行けていいな」などと言われがちですが、実際にはそんな安易に想像される流暢なものではありません。とにかく疲れます。
 貴重な税を使って行く行政視察であり当たり前な訳ですが、何回か行かせて頂いて感じるのは、視察を行うこと自体が目的と言うか、しなければいけないものになっていると言う事です。そして、実は受け入れ側の市もそれを理解しているという実態です。ですから、訪問側も受け入れ側も、形式的に予定を消化するだけになり、本当に市民にとって有益な視察には殆どならないのが実情だと思います。
 このような視察がまったく無駄であるとは思いませんが、毎年同じような視察に行かなければならないと言う事も無いと思います。議員報酬以外の貴重な税金を使って行く訳で、決まりごとのように視察に行くのではなく、必要のある時に行けばよい訳で、その場合でも何の目的で視察に行き、何を学び、結果それを市政にどう活かすのかと言った報告も市民にすべきだと思います。
 また、視察にあたっては、事前にその視察項目に対して情報収集する事はもちろん、会派あるいは常任委員会で視察に向けての意見交換等もすべきだと思います。現在その様な事柄は行われておらず、見ている限りではぶっつけ本番です。経験の長い先輩議員に言わせれば、そんな事は知識として既に持ち合わせており必要ないと言われるかもしれませんが、短い視察時間であり、時勢も日々変化している訳で、少しでも市民にとって有意義な視察にする為にも、議員や職員が視察に対する共通認識を持つ意味からも、そういった作業は必要ではないかと思います。
 現在、自分の周りではこうした考えにはなかなかご理解を頂けませんが、議会活性化に取組んでいる所でもあり、あきらめず訴えて行きたいと思います。


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議員の資質は人気か、実務力か [もの思う]

5月9日

 今、地方分権、地域主権、広域連携と言った言葉ばかりが飛び交っていますが、今のような地域行政の在り方で本当に大丈夫なのでしょうか。
 今もテレビでやったいましたが、国会議員は1年間に活動費として4千数百万円程度かかるとのことです。この試算からすると、当然、議員報酬だけではやっていけません。何故そんなにかかるのかと言うと、選挙に当選しないと国会議員になれない、つまり失職してしまうので、そこで、国会議員として国のために何をするのかと言う前に、まず選挙に勝つ事が最優先され、そのためには、地元での挨拶回り等は欠かせず、結果、事務所経費や地元秘書等に大変な経費がかかると言う訳です。
 そんな話を聞いてしまうと、国民にとって役立たずの議員は増えても、優秀な議員は育たないように思えます。参議院選挙の候補者を見てもスポーツ選手や芸能人が持てもてはやされ、さながら有名人の人気投票の様相です。政治理念や政策などは二の次で、話題にも上りません。これではそのうち参議院の在り方そのものが問われるでしょう。議席を増やしたいのは分かりますが、頼む政党にしても、頼まれる有名人にしても、もう少し考えてほしいですね。
 以前にも書いたことですが、自分自身も「挨拶に来ない」と言われます。これじゃ選挙で押せないと。自分ではそんな事は無いと思っていた先輩議員の言葉が、現実味を帯びて来ます。市民には見えにくい役所の中で汗をかいても、その実績は評価されないと。
 議員自らの周知の責任もあるでしょうが、選挙民である市民の皆様も、普段からもっと政治に関心を持って頂ければと思います。選挙の時だけとか、見てくれだけで選ばないためにも。


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今時のレジャーに求められるもの [もの思う]

5月5日

 ゴールデンウイークも今日で終わり。自分は商いをしているので忙しい方が良いのですが、これだけ連休が続くと正直いろんな意味でほっとします。

 それにしても、弘法の里湯の売店も、おおね公園の売店も、お客様の出足はそこそこですが利用単価は歯止めの利かない下落傾向にあります。どちらの売店も地元商店会で組織された協同組合で運営されていますが、元来そんなに単価が高い商品を扱っている訳ではないので年を追うごとに運営は非常に厳しくなっています。
 それだけお客様の懐も大変だと言う事でしょう。マスコミなどは安・近・短のレジャーなどと無責任に言っていますが、国も休日を増やすのは結構ですが、であればそれ以上に景気を良くしないと、景気対策を本当に急がないと、と思います。せっかく休みがあっても、先立つものが無くてはどうする事も出来ない。だから、たとえ出掛けてもお金は使わない。今まで多くの研修視察へ行きましたが、そこで観光興業に力を入れられている皆さんが一様に言われます、努力して集客はしたものの、それが経済効果として地域に波及しない、と。その状況を自分も身近に痛感します。
 民主党さんも選挙目当ての金をばら蒔く政策ではなく、仕事についてしっかりと稼げる、自力で安定した生活が成り立つ様な、地に足が付いた政策に早急に取組むべきだと思います。


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