今井みのる12月議会一般質問 農業問題と温泉掘削後の具体的なアクションプランについて [議会]
11月30日
12月議会の一般質問初日です。予定通りに午前9時に開会しました。
前任の二人の質問が終わり自分の番がやってきました。
議員として聞きたい事はたくさんあり、これまで自分の一般質問では毎回3項目をあげて質問して来ましたが、担当課の答弁が的を得ないまま不要に長くなってしまうことがあり、常々質問の時間が足りないと感じていたため、今回は、(1)「本市の農業問題について」と(2)「温泉掘削の終了と活用について」の2項目に絞ってを質問させて頂きました。
しかしながらそれでもやはり自分の再質問の時間が足りなくなるという事態になりました。一人の議員に与えられた時間は再質問も含めて1時間しかなく、そのことからも答弁にあたる担当課とは事前に時間を費やして調整をしていると言う背景がありますので、不足ない質疑を行うためにもスムーズな議運についてもう少しお互いに配慮と努力が必要かと思いました。
(1)の「本市の農業問題について」では、現在の少量多品目と言う取り組みだけでなく、秦野の素晴らしい立地、環境を活かし、その中から秦野の気候風土にあった、また、将来性があり付加価格等も見込める作物を選定し、秦野の名産、基幹作物に育てていく。つまり秦野野菜をきちんとしたブランドとして育て、商品化し、市内のみならず、周辺地域にアピールしていく。そう言った新たな取り組みもすべきであり、また、そう言った取り組みが安定した農業経営や新規就農者の更なる収入の安定にもつながるのではとの立場から市に質問をしました。
また、都市農業を目指す本市の問題点として、ますます進む住宅化と畜産との共存について質問しました。農家が努力しているとか、市も堆肥化の努力をしているとの事ですが、根本的な対策を早急に講じないと秦野の畜産の将来は無いと思います。
(2)の「温泉掘削の終了と活用について」では、主に掘削後の活用について質問をしましたが、市の懐が危機的状況の財政状況であるにもかかわらず、相変わらず温泉を掘ってとにかく湯を出す事しか考えておらず、後の事はその「危機的状況」というものの実態を把握出来ていない市によって選ばれた地元の活性化委員会に丸投げであります。
市としてこの源泉を使って地域をどうしていきたいのか、具体的にどう活性化を図っていくのか。その結果、掛る費用に対しどう返済していくのか、つまり既に施設の老朽化が懸念される「弘法の里湯」などについての費用対効果をどう考えているのかとお聞きしましたが、今回も市からは具体的な計画やビジョンについての回答は何もありませんでした。
担当部長の的を得ない答弁では埒が明きませんので、というか、自分が質問した意味がなくなってしまいますので、最後に市長に答弁をお願いしたところ、自分が質問した点も踏まえて、市の責任においてきちんと対応するとのお答えを頂きました。
この厳しい財政状況下で巨額を投じて行った事業です。とにかく市のために、地域のために、また、市民のために十二分に役立てる活用法を実現して頂きたいと思います。自分としても、この事業が浮ついた取組みにならない様に、これからも注視してまいります。
なお、この一般質問の様子は録画されており、下記リンクからご覧頂けます。
「今井実 平成22年12月定例会 本会議(一般質問) (11月30日) 」
議会は傍聴自由ですので、是非一度議場に足をお運びいただき、市政に関する実際のやり取りの空気を実感して頂きたいと思います。
12月議会の一般質問初日です。予定通りに午前9時に開会しました。
前任の二人の質問が終わり自分の番がやってきました。
議員として聞きたい事はたくさんあり、これまで自分の一般質問では毎回3項目をあげて質問して来ましたが、担当課の答弁が的を得ないまま不要に長くなってしまうことがあり、常々質問の時間が足りないと感じていたため、今回は、(1)「本市の農業問題について」と(2)「温泉掘削の終了と活用について」の2項目に絞ってを質問させて頂きました。
しかしながらそれでもやはり自分の再質問の時間が足りなくなるという事態になりました。一人の議員に与えられた時間は再質問も含めて1時間しかなく、そのことからも答弁にあたる担当課とは事前に時間を費やして調整をしていると言う背景がありますので、不足ない質疑を行うためにもスムーズな議運についてもう少しお互いに配慮と努力が必要かと思いました。
(1)の「本市の農業問題について」では、現在の少量多品目と言う取り組みだけでなく、秦野の素晴らしい立地、環境を活かし、その中から秦野の気候風土にあった、また、将来性があり付加価格等も見込める作物を選定し、秦野の名産、基幹作物に育てていく。つまり秦野野菜をきちんとしたブランドとして育て、商品化し、市内のみならず、周辺地域にアピールしていく。そう言った新たな取り組みもすべきであり、また、そう言った取り組みが安定した農業経営や新規就農者の更なる収入の安定にもつながるのではとの立場から市に質問をしました。
また、都市農業を目指す本市の問題点として、ますます進む住宅化と畜産との共存について質問しました。農家が努力しているとか、市も堆肥化の努力をしているとの事ですが、根本的な対策を早急に講じないと秦野の畜産の将来は無いと思います。
(2)の「温泉掘削の終了と活用について」では、主に掘削後の活用について質問をしましたが、市の懐が危機的状況の財政状況であるにもかかわらず、相変わらず温泉を掘ってとにかく湯を出す事しか考えておらず、後の事はその「危機的状況」というものの実態を把握出来ていない市によって選ばれた地元の活性化委員会に丸投げであります。
市としてこの源泉を使って地域をどうしていきたいのか、具体的にどう活性化を図っていくのか。その結果、掛る費用に対しどう返済していくのか、つまり既に施設の老朽化が懸念される「弘法の里湯」などについての費用対効果をどう考えているのかとお聞きしましたが、今回も市からは具体的な計画やビジョンについての回答は何もありませんでした。
担当部長の的を得ない答弁では埒が明きませんので、というか、自分が質問した意味がなくなってしまいますので、最後に市長に答弁をお願いしたところ、自分が質問した点も踏まえて、市の責任においてきちんと対応するとのお答えを頂きました。
この厳しい財政状況下で巨額を投じて行った事業です。とにかく市のために、地域のために、また、市民のために十二分に役立てる活用法を実現して頂きたいと思います。自分としても、この事業が浮ついた取組みにならない様に、これからも注視してまいります。
なお、この一般質問の様子は録画されており、下記リンクからご覧頂けます。
「今井実 平成22年12月定例会 本会議(一般質問) (11月30日) 」
議会は傍聴自由ですので、是非一度議場に足をお運びいただき、市政に関する実際のやり取りの空気を実感して頂きたいと思います。
2010-12-15 12:00
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