おせちの仕込みへのこだわり 間近に見る消防職員の地道な努力

2010年12月28日
　今日で役所も仕事納め、小田原の市場も今日で最終です。おおね公園売店も昨日で今年の営業は終了しました。
　巷ではクリスマスも終わり、お正月へまっしぐらと言った所ですが、当店では一部を除いて、これからおせち料理の準備に取り掛かります。受注の多い店などでは既に始まっているのでしょうが、当店では作ってからお届けするまでの時間を少しでも短くしたいという思いがあるので、出来るだけ遅く仕込みを始める様にしています。
　煮物や焼き物、酢の物、口取り等、数十種類の料理を自前で作るのは大変な手間と時間がかかりますが、最近の手軽志向の背景や、コンビニやスパーなどでも販売を始めるなど急速な選択肢の増加で価格競争等もあり、その売上は毎年厳しさを増しています。ある程度の受注がないと採算ベースに乗らない訳で、当然継続も難しくなります。

　午後9時半、消防鶴巻分署に行きました。毎年この日から消防による年末警戒が始まりますが、その警戒に当たる隊員たちを励ますために、初日は市長・副市長はじめ消防長や消防団の幹部たちが市内各分署を表敬訪問する事になっているのです。そこで地域の議員も隊員たちの励ましと市長等への感謝をこめて参加をするという訳です。
　去年は鶴巻からのスタートと言う事で午後8時頃と少し早かったという記憶ですが、今年は順序が逆と言う事で、9時半を回った頃市長たちがお見えになりました。去年までは挨拶を聞いている間、大変寒かったことを覚えていますが、今年は夕方少し雨が降ったせいでしょうか寒さは感じませんでした。

　議員になるまでは、店の中で巡回の鐘の音を聞いていただけですが、こうして参加をさせて頂いて改めて隊員たちが目立たないところで地域の安心・安全のために地道な努力をされている事を実感しました。仕事だから当たり前だと言ってしまえばそれまでですが、改めてその必要性と感謝の気持ちを抱いた次第です。

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