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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

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議会活性化特別委員会 第1回市内団体代表検討会 商店会の衰退は後継者不足ではない [活動]

2011年1月26日
 今日は、午前9時から議会活性化特別委員会で市内団体代表をお招きして、第1回目の検討会を開きました。これまで2年に渡り活性化委員会で協議してきた議会基本条例の素案に対して、各会派の代表議員から説明をし、市民の代表の皆さんから意見を頂くと言うものです。
 市民の皆さんには事前に内容を文章でお渡ししてあるとは言うものの、その経緯や条文の一つ一つを理解するのは難しいことだと思います。いくつか的確なご意見はありまあしたが、やはりその分かりにくさがネックになっているようで、思ったほど意見が出ません。
 そして、それ以上に気になったのが広報等でも周知したにも拘らず、一般市民の傍聴が僅かに2名と言う少なさです。周知不足もあるでしょうが、市民の関心もあまりにも少ないと言うことを目の当たりにしました。

 この検討会は、2月4日の2回目を持って終了し、その後パブリックコメントを取ると言う予定になっていますが、市民間におけるこの程度の認知度や理解度で、本当に市民の声が反映されることになるのでしょうか。ほんの一部の人達を巻き込んで、形だけ確かにやることはやりましたが、それで良しとしてしまってよいのでしょうか。
 予定では、そのパブコメを以って6月議会に掛けるという事になっています。条例ありきでは、また、それを単に作ることが目的になってはいけないと思います。何故なら、議会基本条例は、議会の市民に対する公約であり、マニフェストであるからです。議員にはそれを遵守する責任が生まれると言う事なのです。

 午後からは、3月議会に向けて市長執行部との会派懇談会です。自分も温泉の問題、役所内の縦割り業務の問題等、色々と申し上げましたが、市民感覚と口で言うのは簡単ですが、それを理解して実際の行動に結びつけると言う事はなかなか出来ない様です。

 夜は、地元の商店仲間が中途入庁で頑張っていますので、上司を誘って懇親をしました。日頃から明るく素晴らしい後輩ですので、役所に行ってからも立派に職務をこなし、職員からも好かれているようです。地元としては、こう言ったすばらしい人材を役所に取られるのは、正直言って人材の喪失であり、必ずしも喜んでばかりではいられません。行政は、よく商店や農家に対し後継者がいないなどと言いますが、問題なのは、継ぐ人がいないことではなくて、後を継げる将来性のないことです。
 単なる綺麗な言葉ではなく、そう言った現況を、現実の問題をきちんと見据えて取組んで頂きませんと何も解決しない。事態は悪くなるばかりです。


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