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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

高齢化社会に求められる地域商店の役割と行政の取組み [活動]

2011年9月15日

 今日は鶴巻地区の敬老会です。鶴巻地区では、2年前から地域一体となっての敬老会を開催されていまして、今回も144名が参加をされ、お手伝いの社共の皆さんや来賓を加えると180名を越す規模であります。そんな訳で、鶴巻には適当な施設がなく、今回も伊勢原市の天野屋さんをお借りしての開催です。入り口のフロントからそうでしたが、会場に入りましても人で溢れ、皆さん大変にお元気でした。言うまでもありませんが、長い間地域の中で生活を共にしてきた皆さんでありますので、話が弾み、笑顔が溢れていました。ただお話を聞いていますと、ここに来られないお仲間も大勢おられる訳で、単に高齢化社会を祝うばかりではなく、更に進む高齢化社会を考えますと、行政としてはいかに元気で健康に年を取って頂くかと言った政策、取組みが問われるところであります。

 午後7時からは、協同組合ほっと鶴巻の理事会です。7月に新しい執行体制になりましたが、当時は選挙が控えていましたので、終わってからと言うことで今日の開催になりました。地域の活性化、および地域商業の活性化と言う事で立ち上げた組合ですが、長引く経済不況や3月11日発生の東日本大震災、急激な円高、株安と、我々商業者を取り巻く状況は良くなるどころかますます悪化の一途をたどっています。
 協同組合を作った最大の要因でもあるのですが、一義的に個人が頑張る、努力をすると言うことは自営業を目指したからには当然のことでありますが、それだけではなく、既存の商店会は発展的解消をし、運命共同体といった危機感を持ち、出来る所から速やかに活性化に向けての取組みを始めないと生き残っていくことは非常に難しいと思います。

 先ほども申しましたが、更に進む高齢化社会を考えれば、地域のコミュニティとして地域商店会の必要性は更に高まると思いますし、発想とやりようによっては十分に生き残っていけると思います。特にリーダー役の皆さんには自らの営業が厳しい中で大変だとは思いますが、皆を奮い立たせ、頑張って頂きたいと思います。そして、行政はそのために単に補助金を出すのではなく、そうした取り組みに行政として何が出来るのか、何をすべきかと言った、目先の金だけではない、真の地域商業活性化に向けた取組みを商業者と一体となって早急に始める必要があると思います。


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