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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

前途多難な議会活性化委員会 議会が担う役割、議員に必要な資質を改めて考える時  [活動]

10月4日

 今日は午前10時から執行部と新総合計画等についての懇談会です。
 8月から9月の初めにかけて各地域で行った市政懇談会と同様で、新総合計画等について議会各会派の意見を聞こうと言う事です。
 当初、懇談会は1時間半程の予定でしたが、当然のことながらその中身は市全域にわたる訳で、色々と質問が出て、その質問も細かい部分まで及び、とても時間が足りないと言う事で、内容等を掘り込むなどして今後も継続して開催することで終了しました。

 その後、今月の8日までに第3者による議会基本条例検討会の立ち上げについて、各会派の具体的な意見をまとめるようにとの議会活性化委員会からの要請がありましたので、会派会合を持ちました。しかし、たった6人でも意見はまとまりません。恐らく他の殆どの会派においても、この件についての突っ込んだ協議はまだされていないと思います。何故なら、よそに先んじたり、よそより素晴らしいい基本条例を作れば、一見かっこは良いのですが、今市民にとっては議会条例よりも、議員を減らせ、報酬を減らせと言った声が圧倒的に大きく、一つ間違えば自分達の首を絞めることになるからです。確かに、自分も3年間議員をさせて頂いて、議会にも改善をしなければ、また、意識改革をしなければならない点がある事は事実だと思いますが、以前にも話しました様に、あまりにも大きな権力を首長一人に与え、結果二元代表制の片方である議会の力をこれ以上弱めてしまうのは、どうかと思います。
 いずれにせよ、マスコミ報道や一部の過激な発言に振りまわされるのではなく、やはり、議会のあるべき姿やそのバランス等について皆で冷静に考える必要があると思います。自分の公約が実行できないからと議会を解散させ、議員はボランティアでいいなどと言う首長もいますが、その方の考えが常に全て正しく、市民のためになる訳ではないと思います。そう言った時に誰が首長に意見を言い、ブレーキを掛けるのか。その時だけのボランティアではとても出来ないことだと思います。今後の地域主権という流れを考えれば、首長にとっては議会の力が弱い方がやりやすいのは当然の事と思いますが、その市政のチェック機能としての意味合いからも議会の必要性・重要性は今後むしろ高まっていくと思います。

 午後7時からは県議の会合に出席しました。当然この時期ですから、来年の選挙の話題が中心であります。県議選、市議選はもちろんですが、国の状況からもいつ衆議院選があるかも知れない訳で、そちらについても色々と話題が出ました。一枚岩で戦える状況が出来ると良いのですが。


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