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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

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おおね公園の利用状況 実は中央公園以上 [もの思う]

5月4日

 ようやく陽気も良くなって来ました。
 そうなると毎年の事ですが、おおね公園も大変賑やかになって来ます。
 賑やかになってくれるのは良いのですが、弘法の里湯もそうですが、おおね公園も施設を作るに当たっての見込みが非常に甘かったと痛感させられます。

 里湯は9年目の現在でも当初見込みの2倍ほどの利用者があり、週末ともなれば未だに入場制限をしている状況です。
 おおね公園も圧倒的に駐車場が足りない。また、これからの熱い季節、せっかく来てもゆったり落ち着く場所や日影もない。市のはずれと言う事でそんなには来ないだろうと高をくくっていた事でしょうし、市側が積極的に取組んだと言うより、鶴巻にも中央運動公園のような施設を作ってくれと言う要望に、やっと重い腰を上げたと言うのが本当の所だと思います。

 鶴巻は秦野市と言う見かたをすれば市のはずれと言う事になりますが、ちょっと視点を広げてみれば平塚市・伊勢原市の3市との交差点。人の集まりやすい場所であり、おおね公園の利用率なども、秦野市の中央部にある中央運動公園のそれより高い訳です。しかし、自分達の地域を市の中央などと言う人たちには、そう言った感覚、もう一歩下がって大きな視点で物事を見る事が出来ない。常に自分達が中心であり、市の周辺部やその地域周辺の変化に対しての反応・認識が甘いと言うか遅い。ですから、そうした今までの潮流が物語っている様に、何をやるにも中央である自分達の所が何をおいても一番優先されると言う考えになるのでしょうね。


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事業仕分け 果たして正しい判断なのか [もの思う]

4月26日

 事業仕分け第2段が始まっています。
 前回の事業仕分けは、無駄の削減・予算の捻出と言うことで、秦野市にもその影響は、まちづくりや公共下水道、公共交通等々、交付金や補助金の廃止といった形で色々と出ています。
 今回は、独立行政法人や公益法人が行う事業の見直しと言うことで数値目標は無いとの事で、そう言った心配は無いのでしょうが、無駄の削減やあり方の見直しは良いとしても、どうも受け狙いの政治ショーと言った感がぬぐえないのです。

 50法人超、150事業以上の事業仕分け。長年の垢がたまって仕分けされる方に問題があるのは間違いの無いところでしょうが、仕分けをする側、蓮舫さんが有名ですが、彼等は仕分けをするそれぞれの業務についてどこまで本当に理解しているのか。
 50法人超、150事業以上に渡る膨大な仕分け。彼らは、その一つ一つに関し、今までの経緯から細部に渡るまで、本当に勉強し理解が出来ているのか。官僚だって自分が拘わってきた所管以外のことについては、細部に至るまでは分からないと言うのが実情だと思います。ましてや、選挙で忙しい国会議員の先生が、わずかな間にこれだけの膨大な情報について十分な理解や判断が出来ているとは、とても思えません。恐らくほとんどの情報が役人から、また、役人の指南を受けているのではと思います。
 事の粗探しや、重箱の隅を突つくのは簡単です。以前も書きましたが、今議会もインターネットでその状況がリアルタイムに配信される時代で、目立ちたい議員ほどそう言った意味のないやり込め方をします。背景をしっかり理解していない市民がそこだけ見れば、いかにも正しいことを言っているように感じてしまうかもしれません。

 駅で朝立ちを、挨拶周りをまめにやれば票が増えると、当選するとまことしやかに言われます。
 選挙までの期間を考えると、自分も見えない所よりも見える所に時間を費やそうかと思うのですが、市民の代表として自分のためでなく、市民のために行動することが議員としての職務だとすれば、その必要性は十分に分かってはいても目立つことは優先順位の一番にはならないのです。

 民主党のマニュフェストにも同様の事を感じます。具体的な策のないウケ狙いの羅列でありました。しかし、それが今の混迷を生んでいる訳です。事業仕分けも事業者をやりこめている姿はちょっと見にはかっこいい。マスコミも際立ったところだけを報道します。当然見ている国民も具体的な中身に付いては、ほとんど分からないので、そこだけで判断してしまう。確かに、国民に判断できる情報がなかなか無いと言う事なのかもしれませんが、市もそうですが議会報初め十分ではありませんが、議会の情報を市民に提供しています。是非、日頃から情報に目を通して頂きたい、常に興味を持っていてほしいと思います。情報がなんとなく自分の所に届いてくるのを待つのではなく、関心を持って自分で取りに行く。そうすればもう少し中が見えてくると思いますし、何より議員の行動も変わってくると思います。


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市政を担う市議会議員として 会社を運営する経営者として [もの思う]

4月25日

 今日は、退職された議会事務局の職員お二人と会派議員との送別会でしたが、自分は店の仕事があり参加できませんでした。店のことを考えれば結果的にその方が良かったのですが、これが公務だったらと思うと複雑です。改めて2足の草鞋の難しさを感じます。

 どこかの市長は、市議会議員はボランティアなどと言っています。確かに、問題のある市議会議員もいると思います。大勢いれば総理だろうが、国会議員だろうが、市長だろうが警官だろうがどこにでもそう言った輩はいます。そう言う軽口を叩く市長自分だって、ついこの間までは自民党の国会議員だったわけです。それを棚に上げて市議会議員はボランティアでいいと。決してボランティアで市議会議員は務まりませんし、ボランティア感覚の市議会議員では市政を糺すものがいなくなってしまい、ただでさえ独走しがちな市長が益々一人歩きをしてしまいます。
 ある市では既にそうなっているのでしょう。


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仕込みにいそしむ 食に対する理解 [もの思う]

3月20日
 3連休初日。珍しく公式行事の予定はありませんが、店に予約の仕事を頂いています。たまには店を手伝わないと家族に申し訳ありません。そこで、朝からその準備と仕込みをしました。

 時代を反映してか、今は中々値の張るものは売れません。また、世間では本物志向がもてはやされてもいるようですが、一般的にはそれが通用しない。本当に味や品質を理解されている方は少ないと思わざるを得ません。
 それでもテレビや雑誌、マスコミ等は、経費が安く済むせいか、どこを見ても食に関する情報ばかりです。本来食通とは、自分の足と舌とお金を使ってその腕を磨くもの。しかし、今殆どの消費者が、その情報に頼ると言うか、振り回されているにすぎないように思えます。正に、情報過多の頭でっかちになって、自分の舌で判断できるだけの実体験も持たないまま、バーチャルな世界で店を判断し、食通になった気で出された味をおいしいものと決め付けて、いい物を食べたとよろこんでしまう。そんな絵がどうしても浮かんでしまいます。
 どんな食材がどこでとれて、いつが旬なのかもほとんど知らずに、いつでも同じ品質ものが同じ値段であると思い、ない店はダメな店で、テレビなどで取上げる店は良い店といった、情報を盲信する傾向には恐ろしいものすら感じます。

 とはいうものの、自分も仕事柄時々そのような番組を見ますが、業界人として本当にこれでいいのかなと言った内容や番組が多々あり、ますます勘違いする方たちが増え、それを利用しようとする人たちにとっては良いかもしれませんが、こつこつやっているお店には、かえって迷惑な状況もしばしばです。

 ちなみに、自分の店のブログはこちらでご覧いただけます。


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ブログ書き下ろし 移転に向けての思索 [もの思う]

3月14日
 今日は、たまってしまったブログを整理しようと思います。
 本来毎日書き込みをするものでしょうが、ご挨拶同様、なかなか思うになりません。
 しかし、継続することが大事と思い、頑張りたいと思います。

 年度が替われば、県道整備のため自分が自営業で構えている店の移転交渉の話が進むと思いますが、昨日の電話の事を考えると、言われた事に対して今のままでは時間が無く非常に難しいと言わざるを得ません。確かにこれまで2年半議員をやってきて、今以上の活動をするには、自営業と両立させることに限界、難しさを感じています。
 しかし、議員報酬だけでは、生活が成り立たず、さりとて、その方たちの理解を得たとしても、次回も当選するという保証は無く、移転を機に店の廃業も含め、厳しい選択となりそうです。

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議会基本条例策定に向けて [もの思う]

 現在、秦野市議会では、議会活性化特別委員会を立ち上げ、議会の憲法といわれる議会基本条例の策定に取り組んでいます。現在の地方自治は、それぞれ選挙で選ばれた市長と議会による二元代表制であり、本来それは対等の関係であるべきですが、実際は、市長の方が大変強い。そこで、議会の権能を高めるために議会基本条例を策定しようというわけです。

 条例自体は、文章ですから良い条例を作ろうとすればいくらでも書くことはできます。大切なのは、本来対等であるはずのものが、何故こうなったのかきっちりと検証することであり、自分も含め、議員それぞれの能力の向上、スキルアップが急務であると思うのですが。
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葬送に寄せる想い 鶴巻の創生者の一人 [もの思う]

4月14日

 実は昨日、政務調査費について全ての事務が終了しましたので、事務局に提出して来ました。だいぶ時間がかかってしまいましたが、何とか期日までに間に合いました。修正や問題点があったら連絡をお願いしますと言って来ましたが、今のところありません。問題があっても大変なので、このまま連絡がないと良いのですが、どうでしょうか。

 また、午後6時から元みゆき旅館の大社長の通夜がありました。みゆき旅館の大社長は、鶴巻創生期の重鎮で、鶴巻の栄枯盛衰を見守ってきた方でもあります。まだ鶴巻にそんなに店舗がない頃、うちの親父や成田酒店の初代社長らと地域の商業者や業者を纏められ、鶴巻商工連合会を立ち上げられました。今では知らない方も多いでしょうが、一番最初は、鶴巻商店連合会ではなく、鶴巻工連連合会と言っていました。つまり、商業者だけでは数が足りず地域の建築関係の業者さんなど皆に声を掛けて会を作り上げていた訳です。その後街が開けて行くに従い商業者も増え、「工」を取り「商店」に変わりました。
 鶴巻も全盛期は、加盟商店が160件くらいあったでしょうか。しかし今では、商店は減る一方、時代を反映して商店会に加盟しない店舗も増えるなど、その数は減少の一途をたどっています。
 自分が議員に立候補し、ご挨拶に行ったとき、ぜひ当選してもう一度鶴巻を活気づけてくれと言われました。立ち上げからずっと見つめてきた鶴巻の将来が、本当に心配だったのでしょう。自分もこの地で生まれ、育った者として、どこまで期待に答えられるか分かりませんが、後からついてくる人たちのためにも、全力で取り組んで生きます。合掌。


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