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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

あれから1ヶ月、時ばかりが過ぎて見えてこない政治の力 頻繁な異動に業務効率や質の向上を期待できるのか [活動]

2011年4月11日
 早いもので、3月11日の地震発生以来1ヶ月が経ちました。にも拘らず、遅々として進まない被災地の復旧状況を見るにつけ、改めて津波さえ無かったらと思う次第です。
 しかしようやくその被災地にも身を切る寒さから解放され温かい春が来ることと思います。そして、新しい命が芽生え、山々も新緑に染まっていくことだろうと想像します。どうか、決してあきらめず、あの震災を乗り越え今生かされているという事実を受け止めて、未来に向け歩きだして頂きたいと思います。
 そして、国は復旧だけにとらわれているのではなく、元に戻すのか新しい地域を目指すのかと言った、被災地の、また、被災された皆さんの今後の生活についての具体的なビジョン、目標を早急に示すべきです。被災者の中には、頑張れと言われるのが嫌だと言う方もいらっしゃいます。地震と津波と火災で全てを無くし、何の夢も希望持てないこの状況で、何をどうがんばるんだという思いなのでしょう。何処に向かって行けば良いのかと言った目標がないと、明日が見えないと被災された皆さんの心が折れてしまいます。政治力とは正にこう言った局面のためにあるのだと思いますが。

 今日は午後からは、市役所へ行き、新任部課長さんにご挨拶かたがた、いろいろと地域要望をお願いをして参りました。それにしても、市役所と言うところは異動が頻繁で、この状況で本当に安定して、継続的で、効果的な仕事が出来るのかなと思います。

県議、市職員と合同の被害状況確認 [活動]

2011年3月12日
 午前8時半におおね公園へ集合して県議と市職員の方々と待ち合わせ、早速被害状況の視察を始めました。
 まずはおおね公園内から大根川の堤の状況を確認し、都市ガスの止まってしまった地域を回り、鶴巻団地の高い擁壁がどうなっているかを確認し、公園近くの代々木団地などの地中の水道管が割れて道路から水の吹き出している箇所、橋の落ちそうな箇所、実際落ちている箇所などを確認して回り、また、養豚場の床が抜けてしまったとの話も受けて実際に見に伺い、最後に最も酷い状況になっていると思われる芦屋のマンションを見回りました。
 その被害状況の視察の内容はすべて下記の動画に含まれています。近隣住民の方が映っておられたり、また実際にお話を伺ったりもしておりますので、これらの動画の転用・再配信には細心のご配慮を頂きたく、お願い申し上げます。

【2011年3月12日 被害状況確認・視察 動画リスト】



 写真の記録はこちらです。

【2011年3月12日 被害状況確認・視察アルバム 】



3.11 余震の中、鶴巻地区を走り回り、痛恨の記録ミス… [活動]

2011年3月11日
 この日は午前9時より予算特別委員会がありましたが、文教福祉分科会でありましたので、今回傍聴は控えさせていただき、自分はその2日後にある自分が委員長を務める都市建設分科会の予算特別委員会に向けての準備をしておりました。

 店の事務所でパソコンに向かっておりましたところ、強い揺れを感じました。自分は当初、すぐに治まるのではと楽観的に考え、机の前から動かずに身構えていたのですが、そのうちに揺れはどんどん大きくなるわ、激しくなるわで、厨房の方からは食器やら調理器具やらのぶつかり合う音と共に家族の騒く声が聞こえ始めました。
 最初の強い地震が治まると、テレビでこぞって地震速報を始めました。東北を中心とする三陸沖が震源地。最強震度7だとか7を超えるとか。先ほどの揺れを考えても、それを聞いて自分は家族にも断らずビデオカメラを掴んで車に飛び乗りました。今の強い地震で、災害に弱い町内の地域が頭をよぎったのです。

 その日、家に戻ったのは夕方もとっくに過ぎたころで、町内の被災の状況もたっぷりビデオに収めたつもりでいましたが、娘にデータを確認させたところ、なにも映っていないと言われました。
 自分は機械には強いというか、扱いには結構慣れていると思っていた分、こんな話はお恥ずかしいのですが、どうも録画スイッチの操作を間違えていたようです。録画したいときに押さず、録画を止める時にスイッチを入れてしまっていたようでした。
 自分の半日の苦労が、よれよりなににもまして、リアルタイムでの被害状況の記録のすべて台無しかと思うと怒髪天を突く思いでしたが、それが自分による失敗ですので怒りのやり場がありません。

 少ないですが、せめてその日撮れた写真だけはお見せしたいと思います。下記のアルバムはすべて3月11日撮影分です。近隣住民の方なども映っておりますので、写真の転用・再配信には細心のご配慮を賜りますようお願い致します。

【2011年3月11日 鶴巻地区被害状況視察】



 翌日、朝8時半から県議や市職員の方々と改めて現場を視察する予定にしていましたが、この件で自分でビデオカメラを触るのがすっかり嫌になってしまったので、娘を一緒に連れて娘にビデオを撮らせることにしました。


行政は自治会規模での会合を重ねていくべき 地域商業に貢献しない秦野市の観光産業 夢の土地は夢のまま [活動]

2011年2月20日
 今日もお昼から鶴巻公民館に伺いました。今日の方が昨日よりはお客様も多かったようです。また、昨日と違って今日はかなり寒いのですが、こんな町外れの公民館だというのに本当に大勢の方がお見えになっていました。
 よく人間関係が疎遠になった、地域のコミニュケーションがなくなって来たなどと聞かれますが、こう言った催しを見ているとなかなかそんな風にも思えません。むしろ、普段から人とのコミュニケーションそれが出来ている人と出来ない人、人と関われる人と関われない人との差が極端になってきているということなのでしょうか。どこか世の中が、歪になっているような気がしてなりません。、イノベーションなどと言う言葉に踊らされ、ただ前に進むだけではなく、時には温故知新などと言う言葉をじっくりかみ締めることも必要ではないのでしょうか。

 公民館祭りから戻ってからは、今度は地域の自治会の役員会に向かいました。その町内の道路の整備についてです。いつも言いますように、今道路のような投資的経費は秦野市の行政予算からはどんどん削減される方向であり、一町内と言えども一度にいくつもは出来ません。そこで、どうやったら少ない経費で効率的かつ合理的な策がとれるのか、事前に地域の声をお聞きしておこうと言うものです。
 寒い中大勢さんお集り頂き意見交換をして頂きました。市長執行部が大挙して押しかける仰々しい地区懇も良いのですが、こう言った規模で普段からまめに会合をやっていれば、現場の事情が把握でき、本当に必要なものが見えてきて、結果無駄がなくなるから、作業率も上がり、経費削減にも繋がる。こういう自治会規模での会合こそが、文字通り小さな市民の声を聞くというか、市民目線の政治であると思うのですが。

 午後8時30分からは、弘法の里湯の調整会議です。4月の中頃までに入館者が150万人目を迎えるそうで、その記念イベントに向けて、里湯側から入館テナントに協力をお願いしたいとの事です。10年を待たずに150万人と言う事で立派な数字だと思いますが、何度も言いますように、その経済効果が地域に全くと言っていいほど波及していないことも、事実であります。去年新たに掘削した源泉で、里湯はこれからはかけ流しになる訳ですが、その里湯の景況をどうやって地域に還元するのか、文字通り里湯が地域活性化の源泉になれるかどうかが問われるわけで、その方策や労力を地元に丸投げするのではなく、1日も早く市としての具体的な方向性や考えを我々に示すべきであると思います。

 それから、不動産屋さんから、以前よりお願いしていた用地交渉ですが、地主さんとのタイミングや何かがいろいろと合わなくなり、説得を続けるにしても我々の方にも時間がなく、結果、決裂したとの連絡が入りました。残された時間を考えるともう選択肢は無く、家族には申し訳ないが一番行きたくなかった所に行かざるを得ない状況です。


市政報告の準備 嫌な思いは皆の笑顔が吹き飛ばす [活動]

2011年1月31日
 今日は、弘法の里湯、おおね公園とも休みですので、朝から市政報告会でお渡しするパンフレット等の準備をしました。
 いつもそうですが、準備をしながら考えるのは何人来てくれるのだろうかと言うことです。皆さんそれぞれ忙しいことは承知してはいるのですが、少ないとやはりやり手としては寂しいものです。また、自分の市政報告会に合わせるかのように役員会を開催される自治会もあり、政治的な思惑というかそう言ったもののいやな面を思い知らされることもしばしばです。
 でも、そんな時に励みになるのも皆さんの笑顔や声援です。そう言った皆さんの声に支えられて今日まで続けて来られましたし、これからもそう言った皆さんが居る限り頑張っていこうと思います。早いもので、今年ももう1ヶ月が経ちました。

店の仕事の合間に挨拶回り 針の筵を歩くがごとく [活動]

2011年1月30日
 今日は朝から弘法の里湯の追加注文に追われました。午後になり少し店も落ち着きましたので、土日祭日は、休日のせいか意外と留守が多いのですが、2月5日に向けまだ行けていないお宅に挨拶に行ってきました。特にリーフレットの推薦者の蘭については、ご本人の了解を頂かないと勝手に乗せる訳には行きませんので、同じお宅に2度3度とお伺いするようになります。それでも中には断られてしまうような事もあり、本当に針の上を歩く思いです。何を言われようと前向きに考えないとめげそうです。

県央八市研修会 『政治展望~報道から見た日本の政治』 [活動]

2011年1月28日
 今日は、午後1時30分から相模原市民会館で県央八市の研修会です。
 講師は、TBSでお馴染みの杉尾秀哉氏で、演題は『政治展望~報道から見た日本の政治』でありました。報道畑一筋という事で、今まで関わってきた政治家の話や裏話など軽妙な語り口で、あっという間の1時間半でした。やはり、今の政治の在り方、世界の中の日本の立ち位置、あり方などに危惧を呈しておられました。
 視察の後は秦野まで戻り、懇親会をしました。懇親会は型通りと言う事で、その後いくつかの仲間に分かれそれぞれ本音の世界へ突入と言った所です。

議会活性化特別委員会 第1回市内団体代表検討会 商店会の衰退は後継者不足ではない [活動]

2011年1月26日
 今日は、午前9時から議会活性化特別委員会で市内団体代表をお招きして、第1回目の検討会を開きました。これまで2年に渡り活性化委員会で協議してきた議会基本条例の素案に対して、各会派の代表議員から説明をし、市民の代表の皆さんから意見を頂くと言うものです。
 市民の皆さんには事前に内容を文章でお渡ししてあるとは言うものの、その経緯や条文の一つ一つを理解するのは難しいことだと思います。いくつか的確なご意見はありまあしたが、やはりその分かりにくさがネックになっているようで、思ったほど意見が出ません。
 そして、それ以上に気になったのが広報等でも周知したにも拘らず、一般市民の傍聴が僅かに2名と言う少なさです。周知不足もあるでしょうが、市民の関心もあまりにも少ないと言うことを目の当たりにしました。

 この検討会は、2月4日の2回目を持って終了し、その後パブリックコメントを取ると言う予定になっていますが、市民間におけるこの程度の認知度や理解度で、本当に市民の声が反映されることになるのでしょうか。ほんの一部の人達を巻き込んで、形だけ確かにやることはやりましたが、それで良しとしてしまってよいのでしょうか。
 予定では、そのパブコメを以って6月議会に掛けるという事になっています。条例ありきでは、また、それを単に作ることが目的になってはいけないと思います。何故なら、議会基本条例は、議会の市民に対する公約であり、マニフェストであるからです。議員にはそれを遵守する責任が生まれると言う事なのです。

 午後からは、3月議会に向けて市長執行部との会派懇談会です。自分も温泉の問題、役所内の縦割り業務の問題等、色々と申し上げましたが、市民感覚と口で言うのは簡単ですが、それを理解して実際の行動に結びつけると言う事はなかなか出来ない様です。

 夜は、地元の商店仲間が中途入庁で頑張っていますので、上司を誘って懇親をしました。日頃から明るく素晴らしい後輩ですので、役所に行ってからも立派に職務をこなし、職員からも好かれているようです。地元としては、こう言ったすばらしい人材を役所に取られるのは、正直言って人材の喪失であり、必ずしも喜んでばかりではいられません。行政は、よく商店や農家に対し後継者がいないなどと言いますが、問題なのは、継ぐ人がいないことではなくて、後を継げる将来性のないことです。
 単なる綺麗な言葉ではなく、そう言った現況を、現実の問題をきちんと見据えて取組んで頂きませんと何も解決しない。事態は悪くなるばかりです。


集中した挨拶周り 自分の好きな季節の到来 [活動]

2011年1月19日
 今日は終日挨拶回りに勤しみました。12月までと違い、年が明けるとさすがに寒くなってきましたが、実は自分はこれからの季節が好きなんです。日に日に日暮れが延び、日差しが明るくなって、草木が芽吹いて来ます。その様子に、何か夢と言うか、希望と言うか、パワーが沸いて来るような、そんな気がして、自然と気持ちが高揚します。全てが目覚める春、燃え滾る夏、良いですね。ただ最近の夏は、年のせいもありますが、少し暑さが堪えます。

2期目に向けての叱咤激励が飛び交う拡大役員会 [活動]

2011年1月17日
 今年は市議会議員にとっても選挙の年と言うことで、今日は午後6時から新年会をかねて自分の後援会の拡大役員会を行いました。うれしいことに、大変大勢の皆さんにお集まりを頂きました。一人一人お話をさせて頂きましたが、叱咤あり、激励ありで、とにかくたくさんの励ましのお言葉を頂きました。先輩議員たちにも日頃から選挙は2期目が難しいとおどかされています。しかし、せっかく皆さんの思いで30年ぶりに鶴巻に掴み取った議席であり、その皆さんの思いに少しでも報いれる市政を実現するためにもこの議席は死守したい覚悟です。
 またうれしい事に、最近では段々とですが、地域に議員が必要なことを理解して頂ける方も増えてきました。一議員に出来ることには限りがありますが、少しずつでも市民の声が市に届く、小さな声が市政に反映される秦野に変えて行きたいと思います。

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