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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

地域の皆の元気な姿が輝く場面 子宮頚がんワクチンの公費助成決定に安堵する [活動]

10月16日

 今日は午前10時から文化会館で秦野市社会福祉大会が開催されました。
 今回も、介護、民生委員、自治会長などの市長表彰、社会福祉協議会会長表彰また、ボランティア功労者に対する厚生労働大臣表彰、神奈川県知事表彰等、120の個人・団体が表彰されました。
 どなたも日頃から地域や社会、また、弱者のために縁の下の力持ちとしてお支えをされる、すばらしい方々ばかりであります。こういう皆さんがいるからこそ、こんなに住みにくい世の中でも何とか皆さん希望を持って生きていける、そんな気がします。
 ただ、こう言った皆さんに頼るばかりでなく、便利さや経済大国という肩書きを目指すだけでなく、子供たちが犠牲になったり、人が心豊かに老いて行くために何が必要かを、失った日本人らしさも含め、早急に考え直す必要があると思います。

 文化会館を後にし、大根公民館で開催されている『第31回おおね公民館まつり』にお邪魔をしました。お天気がよかったせいもあって、大変賑やかでした。これくらい大勢の人が来てくれれば運営する皆さんもさぞお喜びのことと思います。自分も経験がありますので良く分かります。
 それにしても、最近では皆さん本当に多趣味と言うか、活動的と言うか、こういった催しに対して飲食から陶芸、絵画、書道、踊り等と本当にあらゆる形で参加をされるようになりました。そう言った意味でも催し物自体がもりだくさんになり、結果、それに連れてお仲間やお客様が増えて来たとも言えると思います。それにしても、どれも皆すばらしい出来で、プロ顔負けです。

 それから、今月8日の新聞に政府がいよいよ子宮頚がんワクチンの無料接種に向け、公費助成をするとの記事が載っていました。ワクチンの効果は5年しかもたないとか、副作用があるとか言う方もいましたが、ようやく希望される皆様の思いが通じたようで、安堵されている事と思います。
 そして、今日の夕刊に『子宮頚がん 妊婦に多発』の記事が載っていました。これまでは、出産を終えた50歳代をピークとしていた子宮頚がんの発症が、性行為の低年齢化と出産の高齢化という近年の現象に伴い、出産年齢の30才代に若年化したとのことです。つまり、出産と発症のピークが一致しかねないとの事で、そのため子宮頚がんはマザーキラーとも呼ばれるそうです。
 その記事の中で、兵庫県立がんセンター所長は、「ワクチンで発症の7割を防ぐことが出来る。若い女性には、将来生まれる命も救う事を胸に刻んで欲しい」と話しておられます。そして記事の最後で、10代前半の全員に公費助成すると200億円掛るが、少子化対策への取組みと女性の命だけでなく、生まれてくる子供の命も救う事を思えば、大きな額とは言えないと結んでいました。
 自分としては、それでもどうしてもワクチン接種をしたくない人には、拒否権を認めても良いのではと思います。
 それにしても、1日も早くワクチン接種が実施されることを望みます。


こじれる議会基本条例 水道事業の抱える根本問題の解決に向けて [活動]

10月15日

 今日は庁舎にて9時30分から毎月1回の議員連絡会です。
 12月に開催される第4回定例会の会期日程についてと、二市組合の行政視察の報告、またクリーンセンター建設工事の今後のスケジュールについて、それから、議員親睦会の事業報告・決算報告がありました。
 議員連絡会に引続き、議会活性化特別委員会が開催されましたが、議決事件に関しての執行部からの回答に皆さん納得されず、改めて小委員会で議論しまとめるようにと言う事で終わりました。
 議会基本条例の策定に向けては、これからが正念場と言うか重要な時期であり、副委員長(自分)=小委員会の座長と言う事であり、この状況には何とも言えない複雑な気持ちです。

 その後、既にご存知の方もおられる事でしょうが、新聞にも掲載されました水道審議会の答申について、水道局の皆さんとお話をしました。答申の内容は、現在の水道料金から21%の値上げとなっており、この15年間料金を改定してこなかったことを考えると、改定後の水道料金は他市町村と比較しても市民の理解を得やすいものであると思うのですが、しかし、問題は15年間据え置かれた料金ではなく、それ以上に放置され老朽化してしまったインフラであります。今後も水をライフラインの要として市民に対し安心・安全な供給を確保をしようとすれば、120年経った秦野の水道施設の老朽化や耐震化の推進等が必要ですが、今回の料金改定でそこまで賄う事は出来ません。
 15年ぶりに水道料金を見直すと言うこの時期に、そう言った根本からの問題に対する説明責任もきちんと果たさないと、秦野の水道事業に将来はありません。そのためにも早急に市民、また、議会に対し必要な対応を取る事を確認しました。
 その後はいつものように、各担当のところにお邪魔をしました。


みんなで考えたまちづくり そのアイディアだけでなく、その実現に向けてこそ皆の協力が必要 [活動]

10月14日

 今日は、店に予約の仕事が入っており、最近にしては数の多い弁当の注文でしたが、何とか時間までに終わらせることが出来ました。
 その後、コーヒーを1杯飲んで一息入れた所で、市役所に向かいました。

 議会事務局で19日(火)からの行政視察の説明を受けた後、昨日に引き続き、市民要望に関する協議のために庁内を回りました。昼休みは迷惑だから行ってはいけないと言われていたのですが、時間が無いので無理を言って話を聞いて頂きました。ご協力頂来ました職員の方々、ありがとうございました。

 そして、気が付けば午後も1時半近く、午後2時に県土木の職員が収用の件で自宅に打合せに来ることになっていましたので、慌てて家に戻りました。
 去年も今頃お見えになったのですが、連絡もないまま1年が過ぎ、地価等が変わったので改めて調査をし直し、改めてハンコを貰いに来たとの事です。それにしても本当に行政は呑気です。1年くらい計画がずれてもお構いなしです。道路に限った事ではないのですが、公共事業等の計画決定をしたのであれば、もう少し迅速に出来ないものでしょうか。行政の都合による仕切り直しで二度手間になるのであればなおのことです。あまりにも一般企業と行政とで時間の感覚や、対応のスピードに差があり過ぎます。是非、その辺りの考え方、取組む姿勢について、見直しをして頂きたいと思います。今月の末頃、詳しい数字が分かる様ですが、この時点に至っても移転先を決めることが出来ずにいます。何故なら、現在市が用意している代替地は、駅前の駐車場だけであり、しかも、今後の地域まちづくりの構想と考えると単純にそこに行けばよいと言うものでもなく、むしろ駅前に駐車場を残すことは必須であると考えるからです。
 鶴巻温泉の南口まちづくりの構想は地域のみんなで考え抜いたものです。その構想を実現するには、みんなで協力し、住み分けをしないと、せっかくの公共事業を活用した良いまちづくりは出来ません。
 昨日は言い忘れたのですが、昨日のまちづくり協議会で会長が交代しました。今まで北村さんが会長を務めておられたのですが、事業の進捗によりいよいよご自身の番が来ましたので、大事な資産の話であり、県・市との交渉に集中してい頂くために会長の任を退かれることになりました。後任には、商店会長の関野さんにお願いすることになりました。
 昨日もお伝えしましたが、おかげさまで県道・駅広は順調に進みそうであり、これからはそれに合わせた周辺整備や賑わいの拠点整備が重要になりますので、そういって意味では今回の会長交代は良いことかもしれません。今後も新会長と共により良いまちづくりの実現に向けて頑張って行きたいと思います。


雨男の憂鬱 市が考える地現実的なまちづくりの構想から出来上がる無味乾燥な景観のギャップ [活動]

10月13日

 今日は午後から商工会議所へ。
 11月3日に開催される市民の日に自分も法人会として参加するイベントについての打合せです。
 出し物は、子どもたちが中で飛び跳ねることが出来る10m四方位ある大きなゴム製のふあふあと言うアミューズメントと、子ども紙芝居、それから税金クイズであります。
 昨年までは、メイン会場(総合体育館)から離れた文化会館前の駐車場が法人会のイベントエリアでしたが、今年は初めてメイン会場での開催と言う事です。今までは、会場全体からすると一番端っこでやっていた訳ですが、それでも結構子どもたちが集まり行列を作っていました。それが今年は、メイン会場の前と言う事で更に賑わう事が予想されます。
 今回自分は事業委員と言う事で担当責任もあり、何とか無事に盛況の内に終えればと思いますが、何といっても野外でのイベントはお天気次第。雨にあたることが多い自分としては、それだけが気がかりです。

 商工会議所での打合せが終わり、市役所に向かいました。地域の皆さんからのご意見ご要望等について各担当を回り、協議をお願いをして参りました。

 午後7時からは、鶴巻温泉南口まちづくり協議会です。
 先日もご報告しましたように、お陰さまで国からの事業認可も下りたことで、県道の拡幅、駅前広場整備の方は順調に進むと思いますので、今後は、かねてからまちづくり協議会で取りまとめた構想にある様に、単に県道拡幅、駅前広場整備をするだけでなく、それが利用者にとって実質的な機能を有し、また地域としてその機能がより活かされる様な賑わいの拠点や周辺整備が重要になると思います。願わくは、これもいつも言います様に、鶴巻温泉と言う景観、特徴をその中で出せれば良いのですが。
 今日の市の広報に『美しい景観に出会える街』だとか、市『民が主役の景観まちづくり』などと言う言葉やシンポジウムの写真などが大きく掲載されていましたが、既に完成した地域の顔である4駅周辺や鶴巻温泉の街並だけを見ても、それらしさのある街並みや「景観」などというものはどこにもありません。それに対して、市は駅周辺だけが地域ではないとか、今後耐震化もままらなないような「マンション」を活かして温泉街を活性化するなどと、とうてい理解できない様な言い訳をしています。
 市民に夢ばかり見させても、理想ばかり語らせても、今までがそうであった様に、市が地域まちづくりに対してきちんとしたビジョンを持ち、条例等でそれ担保し、本気で取り組まなければ、いくら綺麗事を並べても所詮絵に描いた餅であります。いい加減本気で取り組まないと、本当に単に東京、横浜に近いだけのまちで終わってしまいますよ。


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