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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

権力を私物化して影響力を振るわれるという実話 [まちづくり]

2011年2月3日
 8日から会派視察があるということで事務局から説明を受けましたが、正直視察どころではありません。
 視察が終われば今度はすぐに3月議会が始まると言うこの時に、我が家の移転交渉が暗礁に乗り上げてというか、白紙に戻されてしまいました。ここは慎重に動かねばなりません。一歩間違れば大変な結果になり、自分だけではなく家族全員の将来が潰されてしまいます。
 市長決裁まで得た話が、何故今回のような事態になったのかと言う具体的な説明、納得できる説明は、未だに何もありません。少なくとも自分以外の家族とはこれまでの移転に関する協議では何の接点もなかったことなので、家族が無関係な事は明らかであります。つまり、まかりなりにも行政がこれほどまでに甚大なコンプライアンス違反をしてまで、自分に迷惑をかける原因は、自分がらみの事以外には考えられませんし、だとすれば、それは議会活動以外には考えられません。
 そう言えば、以前ある執行部に言われました、正直に言えば言うほど役場担当者の逆鱗に触れるんだと。行政としての意に沿わない質問や生意気な質問をすればするほど、たとえそれが正しい発言だとしても、仕事は後回しになりますよと。
 確かに、市役区所も大きい組織であり、ある程度はそう言った部分もあるとは思いますが、自分の議会活動に関して何か言いたいことがあるのであれば直接本人に言えば済む事であると思いますし、今回のように本人だけでなく、その家族全員の将来にまで影響を与える様な大きな問題に対し、自分の権力を私物化してまでその影響力を行使したとすれば、行政を執行する立場の者としての倫理にもとりますし、まず人としての人間性に問題を感じます。

 世間知らずと言われてしまえばそれまでですが、自分としては、まさか市役所がそんな所だとは思いませんでした。民間企業と違って、皆さんの税金で運営される市役所のような所は、もっと風通し良く、職員が安心して市民の方を向いた仕事をしている、そんな職場でなければいけないと思います。
 この件は県議も心配されており、当初は夏までには全て終わらせる予定でしたが、残念です。


非常に悪質で不道徳なやり方に対し連日庁舎を訪れて説明を求める [まちづくり]

2011年2月2日
 昨日の続きになりますが、自分としては、これまでみんなで時間をかけて協議してきた内容を信じていた方であり、今回の方針変更が納得出来ないまでも、どうしてもそうしなければいけないのであれば、市ともめる気はもとよりありませんので、尊重して従っても良いと思いました。
 当然ここまで話を作り上げて来たものを市の都合で、全く別の方向転換を迫られるわけですから、それにより想定される必要な対応を用意した上での発言だと思い職員に聞いたところ、今まで話た以外の対応など何にも用意していないし、これから新たな対応は出来ないと言われました。
 ご想像がつくかと思いますが、2月となり年度末を目前に控えているので、これまでの話を一方的にひっくり返すからと言って新しい提案をする余地など市にはないのです。もしこの理不尽な変更をそのまま自分が飲めば、地権者の立場としては、大変な損害です。補償のこと、家族のこと、商売のこと、相手の地権者さんのこと、全てが頓挫しかねません。当然地域開発に関して市はその道のプロであり、ここまで来て市の都合で一方的に方向転換すれば、どうなるかなどは全て承知の上で言い出した筈です。しかもその言い出した時期もいかにもその業界がどういう時期にどうなるかという状況を熟知していて、去年のうちに話を持ち出すと別の対応を考える余裕がありそうだから、2月なら契約が終わっていて間に合わない。つまり、自分に対する迷惑の影響力を最大限に行使するには、正にこの時期しかなかったと言う事です。しかも、このことで自分が騒げば議員と言う立場もあり、夏には選挙もあると言う事で黙って従わざるを得ないことを見越した、非常に悪質で不道徳なやり方です。
 何処からか圧力が掛かっているのではと言う方もいますが、いまだに何故こうなったのか自分にはきちんとした説明がありません。

もう誰にとっても迷惑でしかないスタンドプレーにはとりあえずあきれるという大人の対応でスルー [まちづくり]

2011年2月1日
 早いもので今日から2月。我が家の息子が、今日から2ヶ月間の入院です。
 先日もお話しましたが、昨年から県道拡幅、南口駅前広場整備の進捗に合わせ、我が家は県・市と幾度も協議を重ね、両者の指示に従い、これまで滞りなく移転の準備を進めてきました。この3月までに移転用地を取得し、6月までに転居をする予定で県・市とともに話を固めてきていましたで、この度の息子の入院もその予定に合わせてのことでした。
 そこで、その移転先の用地交渉も3月の年度末を考慮すると、2月7日の庁内協議までに売り手側の地主さんと合意が必要との事でしたので、1月中に合意すべく仲介の不動産屋さん、地主さんとも準備を進めて来ていました。
 ところが先日、地主さんとの用地に関する合意の直前になって、市は構外再築は認めない、今の店を壊し、更地にしてからでなければ市は1円も補償費用を出せないと市から面と向かって直接言われました。突然すべてがこれまで進めてきた話と条件が変わってしまったのです。構外再築とは、簡単に言うと「従前の敷地以外の土地に従前と同種同等の建物を建築すること」です。つまり言葉通りに理解するなら、移転用の代替地を見つけても店を再建することは認めないといわれているのです。
 所管の部長、課長、担当も話がまとまっているこのタイミングでのあまりに不自然な変更、命令に対し何が何だか分からないと困り顔です。自分たちに対しても納得できる説明がないとのことでした。つまり、これまでの話では、引っ越しも含め、移転する先が出来てから今の土地を更地にして出て行けばよいとして既に市長決裁まで得たものをここへ来て突然、移転する先があろうがなかろうが、今の土地を更地にして出て行かなければ移転費用は一銭も払えないというのです。今までの協議内容とは全く異なるものであり、本件に関する市長決裁を覆す発言です。万が一にもこんな理不尽がまかり通れば、これまでの予定、土地購入に関する交渉も、移転の時期も、全てが狂ってしまいます。突然今になって、更地にしてから補償額を払うのが本来だと言い出した訳ですが、我が家も開発で移転するの初めてですが、一般常識に照らし合わせて考えてみて、他の住民方もそんな移転方針で納得して市に協力できるのでしょうか。新しい土地を買うのも、家を建てるのも先に自前でそろえて、そこへ引っ越して、元いた場所を更地にしてから初めて市から補償がでる。それにはどれくらいの時間がかかるか想像が付きますか?そんな時間的に余裕のある、もしくはそんな市にばかり都合の良い開発手順に納得する世帯が開発の該当地域に1軒でもあるかどうか私には疑問です。
 何度も繰り返しますが、我が家の構外再築には既に市長の決裁が降りているわけです。つまり、我が家の構外再築は手続き上にも正式に認められています。しかしそれを決裁権のない筋からどういうわけか話を覆そうとしているわけです。今まで県・市と重ねてきた協議は何だったのか。所管の部長、課長、担当職員に何度どういうことなのかと聞いても、これまでの手続きに問題は全く無いと言っているし、何よりその部下たちは、市長に決裁をもらって進めてきた訳であり、突然降ってわいたこの状況はもう誰にとっても迷惑でしかありません。


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