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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

初登板 2元代表制の現実 [議会]

3月10日
 今日は自分の質問日です。本日4番目の質問者と言う事で、午後1時からの質問となりました。質問内容は、鶴巻での源泉掘削と観光振興についてです。

 以前にもお話ししましたように、源泉掘削は、当初から実施前提で話が進められており、当初発案者の市長
に対して異論を唱える者は自分以外にいませんでした。しかしながら、検討委員会の実態や実施された後の施策が何もないことなど、自分の知りえる限りの問題点を指摘することで地元市民のみなさんの問題意識を喚起し、現在では自分の地域の実際問題として認識してもらえるようになっているのですが、残念ながら今回も市民の皆さんが納得するような回答は得られませんでした。

 観光振興についてはこちらも、施政方針の内容がそうであったように、具体的なビジョン、数値目標などのアクションプランの回答は無く、単に市長の思いを聞くにとどまりました。
 市長の言う事全てが市民にとって、また、市政運営にとって良いはずもない訳ですが、その力を恐れてか、誰も見える形で市長に反論する者はいません。しかしながら、現在の2元代表制をとる地方政治のあり方からすれば、本来このように市長の権限だけが突出するはずはなく、施政の現状には何かが違っているという違和感を強く感じます。

 今回の自分の一般質問には、自分の後援会の会長と会計担当のお二人が傍聴に来てくれました。いつもながら感謝です。


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一般質問初日 議会倫理について [議会]

3月9日
 今日は一般質問初日でしたが、午前中ある議員の所で予想通り暫時休憩。該当議員の質問内容提出の時から問題とされていた案件です。議員同士、互いに感性の違いはあるにせよ、該当の質問内容にはちょっと無理があると感じます。
 議員の資質にも関わる問題だけに、言論の自由とは言え、議会としても対応にもう少し配慮が必要だと思います。議会も今では、ネットで配信されており、今回の様な一般質問の場合、聴く側には反論の余地も無く、一方的に悪者として壇上から非難される議場での様子が、リアルタイムで世の中に映し出されてしまいます。たとえ軽率な発言だったとしても、言った言葉は取り消せません。しかしながら、話し合ってみれば、問題を少なくともいたずらに大きくすることは防げるのではないでしょうか?
 技術革新により、即時に情報を得られる取った利便性の一方で、緊急時の対応、情報修正をするのが難しく、ネットで配信されるニュースや気象情報の信憑性が問われることがあるのも事実です。これは今後の議会でもあり得る問題で、議会としての倫理が問われていると感じます。重要課題として、今後早急に対応を考える必要があると思います。


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陳情の付託採決 地域が取り残されないために [議会]

3月8日
 今日の議会では、3月2日に市長から提案のあった議案に対しての採決が行われました。
 第1号議案の秦野市職員の給与に関する条例の一部を改正する事についてから、第8号議案の平成21年度秦野市介護保険事業特別会計補正予算を定める事に付いてまでの議案に対し、第5号議案平成21年度秦野市一般会計補正予算を定める事に付いてが賛成多数であった以外は、全員賛成にて承認し審議終了となりました。

 第9号議案から第15号議案について、その採択は予算特別委員会に付託されました。その後、2件の専決処分を承認したのち、第18号から第22号までの陳情を各常任委員会に付託して終了しました。
 自分の所管である都市建設常任委員会には、第22号『渋沢丘陵の自然・農地・景観を守ること及び官民協議のまちづくりを行う事の陳情』が付託されました。

 昨年の9月に、自分はまだ議員1期目にも拘らずこの都市建設常任委員会の委員長を仰せつかりましたが、陳情を扱うのは2回目の今議会で初めてでした。陳情者の思いも併せ考えると、その対応に責任を感じ、改めてこの仕事の難しさ、市民の声に対する誠意ある対応の大切さを痛感しました。

 また、以前より市側にお願いをしておりました防犯カメラが、今日鶴巻温泉駅の北口に設置されました。この件につきましては、以前の議会で我が会派議員の質問に対し、担当専任参事から渋沢、秦野、東海大前の3駅に防犯カメラを設置するとの答弁があったのに対し、自分から「鶴巻だけ後回しは納得できない、ぜひ鶴巻にも設置を」とお願いをしていたものです。
 しかし、前後2台とはいえ設置場所は僅かに1ヶ所。駅南口にいたってはいつ実現するかも分からない駅前広場の整備を理由に、設置の予定すら立ちません。
 勘ぐる訳ではありませんが、植樹祭に先だった市民による桜の植樹でもそうであった様に、大根地区、中でも鶴巻は、全体の方針から除かれる対応が事実多くされています。他の地区の開発や対応に置いて行かれないよう、地域の皆様に随時情報をお知らせをすると共に、今後もそうした状況を許さないよう努力していきたいと思います。


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雨男と桜の木の相性 市民による新たな桜の名所の誕生 [活動]

3月7日
 今日は、自分が市長にお願いして実現した、おおね公園の桜の植樹祭です。
 ここのところずっとお天気ばかりを気にしていたのですが、予報通りと言うか、やっぱりと言うか、朝からあいにくの雨でした。集まった皆さんからも、お前は本当に雨男だなと言われましたが、こんな天気にも拘らず、みんな元気に集まってくれました。言い訳をするわけではありませんが、桜にとってはこれくらい土に湿り気がある中で植樹してもらう方がよいらしいと後で聞きました。せめて桜のこれからの成長に貢献出来たならと思います。

 植樹に先立ち、雨の中駆けつけて頂いた市長、副市長、県会議員のご挨拶の後、市民による一斉に植樹となりました。
 事前に市の職員や造園業者がある程度掘っていてくれたのですが、当日も造園業者に控えていてもらったため堅い所や他の木の根などが残っている場所でのトラブルも迅速に対応することができたと思います。

 あいにくの天気の中での植樹際ではありましたが、ご夫婦や、ご家族の記念に親族などで集まって行われたイベントはそれはそれは賑やかで、自分もうれしく思いました。
 当日は観光課長の提案で、甘酒と豚汁を用意していましたが、悪い天候も手伝ってか、参加されたみなさんに大変喜んでいただけました。

 それにしても、こんな天気の中、朝6時前から会場で準備をしてくれた職員・関係者の皆さん、本当にご苦労さまでした。目立たない裏方の仕事にご協力頂き、いつも感謝しています。ありがとうございます。

 何年かしたら、きっと桜の名所になっていると思いますよ、おおね公園は。


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秦野あゆみの会連合第20回定期総会 若い代議士に魅せられて [活動]

3月6日
 今日は午後6時半より、秦野あゆみの会連合第20回定期総会が行われました。
 目玉は、河野太郎衆議院議員の記念公演で、『国会の現状と裏話』と題して講演をされました。
 そのスタイルも代議士の若さを彷彿とさせる斬新さが伺え、壇上に留まっての話し方で無く、自分でマイクを持ち、会場を隅々まで歩きまわり、文字通り一人一人に訴え掛ける姿勢の講演でした。
 総裁選出馬の際もそうでしたが、色々と苦労を、経験をしているなと思わせられる講演でした。
 
 こんなに元気で若い代議士がいるにもかかわらず、相変わらずの自民党の凋落が気になります。
 2大政党への生みの苦しみであればと願わずにはいられません。


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小さな変化 お茶とお昼の時間の効用 [議会]

3月5日
 我が会派で今議会から変わった点があります。それは、昼食です。
 今までは、議員控室で議員が全員一緒に昼食をとっていたのですが、この議会からは、会派室で昼食をとるようになりました。それと同時に、休憩時のお茶も会派室で飲むようになりました。今までは、昼食はもちろん、お茶も無かった訳で、会派室で議論する事はあまり無かったのですが、今議会は、この方針のおかげで会派の全員がまとまって会派室にいる時間が大変長くなり、活発に議論できるようになりました。

 この効果も良く考えてみれば当たり前のことで、今まで自分を含めた新人議員が、気が利かなかったということかと、少々反省させられる点でもありました。
 昨年9月に市庁舎地下の食堂がなくなってしまい、たまたま会派の一人が脱会したこともきっかけとなって会派室へ集まるようになったのですが、今後はここでのコミュニケーションを活かして、会派として、同士として議論を深め、より良い市政運営に結びつけていきたいと思います。


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代表質問 傍聴のススメ [議会]

3月4日
 今日、明日、議会では代表質問が行われます。各会派の代表が、議会初日の市長の施政方針に対し質問をします。
 通例、議員数の多い会派から順に代表質問を行うことになっており、当然ではありますが、質問する側としては順番は早い方が有利であります。後に回ると質問の重複を避けるために内容が限られてきまう傾向にあるからです。
 代表質問では、その内容は市政全般に渡りますが、時間的な制限もあることから、議場では質問に対して市長が回答を読み上げるといった風で、激しいやり取りはありません。

 今日は議会最初の質問日と言う事もあり、午前中は傍聴者が大変多かったです。
 議会は一般の方も自由に傍聴ができるのですが、残念なことに普段議場に傍聴に来られる方は余りいらっしゃいません。最近ではネットで議会中継を試聴できるという環境も手伝ってのことかもしれませんが、ネットは定点中継で、議会の雰囲気や進行の手続き全てを見て把握することはできません。
 みなさんの生活にかかわる議論を交わしている場ですので、ぜひ一度議場に足を運ばれて、議会を身近なものとして実感されてみることをお勧めします。
 きっといろいろと考えさせられることがあると思いますよ。


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桃の節句で休会 だったらいいのだけれど [議会]

3月3日
 今日は休会日です。議会が始まって2日目でもう休会かと思われる方も多いと思いますが、実際にはヒマを持て余して休んでいる訳ではなく、この休会はこの後に続く一般質問や常任委員会等の進行をスムーズにするための調整日と位置づけられています。
 自分も議員になるまで分からなかったのですが、一般質問、常任委員会等は議会にさきがけて会期初日に質問を提出することになっており、事前の質問提出から実際の議場での質問日までの間で、質問提出者と執行部との間で議場でのやり取りに関する「調整」が行われます。実際には「調整」は日々の庁舎通いの中、担当者と実務レベルの話し合いが繰り広げられており、この休会での調整はあくまで執行部との最終的な方針確認となる事が多く感じます。
 特に、3月議会は代表質問という大きなイベントがあり、執行部はそれらと合わせて各方面との調整にてんてこ舞いの時期なのです。

 議会進行に「調整」が入っていると聞けば、出来レースかと議会の在り方に眉をひそめる方もいるかもしれません。議場で直接議論をすべきなのではないかと。しかしながら、少し考えてみたらわかる事なのですが、自分が質問をする先は組織なのです。これがたとえどんな一般企業であったとしても、会社としてのコメントを求めたら、いかに精通した担当者であれ、一社員が会社としてのコンセンサスなしに回答する事は許されないでしょう。
 議会活動においてもそれとおなじ対応が求められているのです。

 熱弁を繰り広げれば、勇ましくも頼もしくも映るでしょう。しかしながらその場限りの弁説が現実的に何かを解決してくれる訳ではありません。全くの調整なしで議会に臨んだとしたら、進行が止まり、なんら回答を得ることも出来ず、せっかくの質問も無意味となり、議会の日程などあって無いようなものになることでしょう。
 自分は、議員に求められるのは、むしろその議会に臨むまでにあるのではないかと考えています。日々、市の担当者から責任者まで話し合いを尽くす中で、いかに市民の声が反映された市政へと近づけていけるかの解決策を見出していくことにあると思います。

 かく言う自分も、今回は特に執行部との調整が重要となる案件を抱え、現在質問内容の仕上げに取組んでいます。特に、市長肝入りの源泉掘削に対し、もの申す訳ですから、なかなか思うようには調整が進みません。どうなることやら。


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平成22年度 定例予算議会 会派としての対応方針 [議会]

3月2日
 いよいよ予算議会が始まりました。
 今日は初日ということで、本会議は市長の施政方針と提案説明のみで終了しましたが、会議終了後、自分の所属する秦政会で会派会合を開催し、今議会では代表質問、一般質問、常任委員会の全てにおいて、鶴巻の源泉掘削に対する質問をすることになりました。

 これまで議会において鶴巻の温泉掘削に関しては自分一人で質問を繰り返して来ましたが、いよいよ予算が決まるという段階を迎え、会派一丸となって問題対応に取組んで頂ける事となりました。
 予算を覆すまでは行かないと思いますが、源泉掘削に対する地域の思いや問題意識を、改めて市長に対し、認識してもらう事が出来ると思います。

 議員が集って会派を形成し、知恵を出し合える環境を作っている訳ですから、本会議の開催にあたり、どんな問題に対しても常にこう言った体制で臨めたらと思います。


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おおね公園 朝取市場 継続することで夢につなげる [ローカル行事]

3月1日
 明日から議会ですが、おおね公園売店の朝取市場の規模見直しにより、12時から店頭での配置変えを行いました。
 「地産地消」と言葉で言うのは簡単ですが、それを現実的な手ごたえのある数字として得ることの難しさを、改めて痛感させられました。
 規模は小さくなりましたが、しかし、あきらめずに何とか継続することで、夢を繋いで行きたいと思います。

 ※おおね公園の朝取市場の様子はこちらで紹介しています。
  おおね公園の朝取市場では、地元の生産者から毎朝直接届けられる新鮮なお野菜や果物を、直送ならではのお値段で扱っています。お近くにお住まいの方はぜひ足を運ばれてみてください。


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