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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

ぎりぎりの調整 粘り強く、辛抱強く [活動]

3月31日

 議会は終わりましたが、役所各課にいろいろとお願いすることが溜まっていたので朝から市役所を訪ねました。
 もちろん、先日行われた人事についても言及させて頂きました。特に午後からは執行部の偉い方と会うことになっていたので、キチンと話の筋が通るように事前に担当課と打ち合わせをしておかないと会合が無駄になってしまいます。
 地域の重要課題である南口の整備については新旧担当と調整をしました。以前も申しましたように、鶴巻の南口の開発については今年度は正念場であり、予算の執行が出来ない様では終わってしまいます。後がありません。
 また、22年度予算で決定した源泉掘削ですが、地域と物別れしたままの市の掘削では、その後の活用もうまく行く訳がありません。何とか地域との協働の形が取れる様、先輩議員のお力も借りながら、ぎりぎりの調整を粘り強くやっています。
 うまく行くと良いのですが、時間が無く、あせります。


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緊急警報装置の稼働 行事運営の対応の悪さに辟易 [活動]

3月30日

 以前にもご報告した、鶴巻温泉駅の北口に設置された緊急警報装置がいよいよ今日から供用開始となりました。地域の安全・安心に少しでも役に立ってくれればと思います。

 午後1時半からは、市役所で5月に開催される全国植樹祭の総会です。市長以下、市の執行部をはじめ、市内有識者の皆様がお集まりです。
 ここまで来ると特に議論もなく、実施に向けて実務的な確認だけです。当日、式典会場である県立戸川公園以外でのイベントは、おおね公園のサテライト会場だけという事で、市長が、『お前の言うことを聞いて、大根地区だけ特別に配慮したよ』と言わんばかりの顔で自分を見て微笑んでいました。
 それでいて、開催日まであと2ヶ月もない今日時点にいたって、まだ市民に対する周知についてはなんら具体的な方法を考えてもいないとのことです。
 いつものことといえばそれまでですが、つくづく対応の悪さに呆れてしまいます。

 サテライト会場の設営には、オーロラビジョンを始めかなりの税金を投入することになるのです。客寄せをしないイベントで一体どんな効果、成果が期待できるでしょうか。一体何を考えて税金をつぎ込んだ行事運営をされているのか、つくづく理解に苦しみます。
 植樹祭は年に一度、各県持ち回りの全国行事であり、一度開催地に選ばれれば、同じ地域が再び開催地になることはありません。もともと植樹祭という国事に人々の認識が高ければ、それほど憂慮する必要はないのかもしれませんが、どれくらいの人が全国植樹祭という国事を知っているでしょうか。ましてや、本会場には一般市民は入場できないので、今回追加で実現したおおね公園のサテライト会場のように中継でもしてもらわない限り、当日の様子を市民がリアルタイムで知る手段は他にないのです。
 このような状況で、市側が事前に十分な周知を働きかけなければ、ほとんどの人が知らないまま税金だけ使われてイベントは終わってしまうという事態は、誰にでも容易に想定できると考えるのは自分だけでしょうか。

 ともかく、サテライト会場となる地域の自治会長たちと担当課長で、その問題に関して協議をして頂きました。なんだか当日が心配です。

 鶴巻温泉駅に設置された緊急警報装置をご紹介します。
 下の写真ではまだカメラの設置だけですが、実際にはカメラの下に通報装置が入ったボックスが設置されています。

DSC09355_R.JPG

 カメラは2台、それぞれ違う方向を向いて設置されており、死角を減らす工夫がされています。

DSC09359_R.JPG

 この通報装置は駅北口を出てすぐの横断歩道脇にある街灯下に設置されています。
 (駅北口から撮影)

DSC09364_R.JPG

 踏切の方から見るとこんな感じ。

DSC09369_R.JPG

 横断歩道をわたった先から見るとこんな感じです。

DSC09363_R.JPG

 装置の設置は何度かに分けて工事が行われました。
 下の写真では、カメラの下に通報装置を設置している様子です。

DSC09380_R.JPG

 カメラの下にある黄色いボックスが通報装置です。
 利用方法は簡単で、この黄色いボックスには直接警察署に連絡されるボタンが付いていて、有事の際にはそのボタンを押せば警察が飛んでくるという仕組みです。カメラで現場の様子を記録しているので、迅速な対応やその後の検証にはもちろん、犯罪の抑止にも非常に有用だということですね。

DSC09380_R.JPG

 日常生活の中にカメラが入り込むことには多少抵抗を感じる方もいるとは思いますが、全体的な生活の安心・安全を考えると、この装置が発揮する効力は大きいと感じます。
 この緊急通報装置、鶴巻の北口だけでなく、南口にもと市側に要望を伝えていますが、いつ実現するかも分からない南口の駅前広場の開発と併せて設置したいとの回答です。
 ちなみに、この鶴巻の南口駅前広場の開発は基本構想提出から5年経って何ら実質的な進捗のない計画です。
 これが役所の考える市民生活の安全のレベルなんです。

 それでも北口には警報装置をつけることができました。その前は、秦野市内でこの警報装置が設置されていない駅は鶴巻だけだったのです。同じ市内でそれだけ市民の安全レベルに差の合った状態を、とりあえずは一歩縮めることができました。
 あとは速やかに南口の開発を施行して頂きたいと思います。


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マンション乱立の弊害 役所が果たすべき役目 [活動]

3月29日

 マンション銀座になってしまった鶴巻地域。乱立する高層マンションに当然、音の響きや風の流れも大分昔とは変わってしまいました。
 その影響だと思うのですが、防災無線が聞きづらいという指摘を受け、今日は防災課の課長に現地に来てもらい、その状況を確認してもらいました。市も状況を理解していろいろと工夫をしているとのことですが、やはりそれでも聞きづらい場所ができてしまうようです。
 つまり、鶴巻地区の住宅は、マンションが出来るたびにその周辺で目に見えない環境の変化が起こり、それまでとは音の聞こえ方が変わったり、突然ビル風の通り道になったりと、その様相は刻々と変わるということです。
 しかし残念なことに建築許可を出す市のほうは、建築申請や許認可と言った文字や文章、また、建築図面といった平面(2次元)的なこと、つまり机の上のこと、は理解できても、立体(3次元)的なこと、つまりその建築物を含めた環境にはあまりイメージが湧かないのか、理解出来ないのか、事前にマンションが乱立することによって起こりうる状況を最大限に想定していない。したがって、建築に伴なう問題の認識が限りなく最小限であり、物を建ててしまって問題が起きてから対応を考えると言う事態になっている訳です。

 マンションに囲まれると、周辺外部からの音は聞こえにくくなくなる一方で、逆に自らの高い壁に反響して、人の声などの何気ない生活音が大きく反響し、夜などは眠れないほどのこともあるとか。特に救急車など緊急車両が通ればその状況は推して知るべしであります。
 また、高層の建築物によるビル風の威力も大変問題とされています。マンションなどの建設の際には必ず小さな公園を作らせ、そこには雨などでぬからないように砂を撒くのですが、この砂が自らが作り出すビル風で周囲に吹き飛び、砂の山を作り、歩く人の顔にもピシピシと当たりる。その風の威力たるや、カーブミラーも曲げるほどで、屋根が飛びそうで怖くてしょうがないといった声も聞かれます。
 本来、建設に許認可を与える責任のある市としては、当然それらの事象はすべて事前に十分な対応を考案されているべきであることを考えると、如何に市民の安心・安全を守るなどといったスローガンが言葉だけのものであるか、お分かり頂けると思います。

 昨日お話した秦野市の観光振興の件と同様、この点についても市に問うていかなければいけません。


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総会ラッシュ 改めて地域の思いを実感する [活動]

3月28日

 この時期はどこでもそうなのでしょうが、年度末を迎え、連日総会が目白押しです。今日あたりは、鶴巻地区では自治会の総会が多い様で、自分の居る鶴巻中部自治会も、今日の午後1時半から総会であります。

 しかしながら、自治会館があっても、少し大きい自治会ですとそれでは用が足りず、さりとて地域の中に他に都合の良い施設がないと言ったところが現状だと思います。もちろん、自治会館を持たない地域は言うまでもありません。この問題についても補助制度があるとはいうものの、行政としてもう少し考える余地があると思います。
 ご多聞に漏れずわれわれ自治会も自治会館では間に合わず、近くにあるサンライフと言う市の施設の大会議室を借りて総会を開催しているのですが、大会議室と言っても60人程度しか入らず、100人以上お見えになる自治会総会としてはその規模は不十分であり、大勢の人が立ったままでありました。当然、高齢の方や小さな子供と一緒の女性等が多い訳で、時間のかかる総会に立ったまま参加するのは大変なことです。
 なぜ時間がかかるのかと言うと自治会の皆さんは本当に真面目で、その事業報告、決算、予算はもとより、地域の出来事、防犯から組長人事にいたるまでキメ細かく説明をされ、質問も良く出ます。それだけでも大変なのに、地元の議員だからと自分にも挨拶の時間を用意してくれると言った具合です。当然立っている人に申し訳なく、短く挨拶はしますが、そのお気遣いに改めて地域皆様の優しさと地域への思いを感じます。
 改めて、頑張らねばと言う気持ちが沸いてきました。

 午後4時からは東ヶ丘自治会にお邪魔しました。自治会内の道路の舗装状況が大変に悪いということで、自治会長さんたちと現場を見て回りました。
 ご指摘のとおり、道路の状況はだいぶ悪く、恐らくこの団地が出来てから一度も舗装の打ち直しなどはしていないと思います。この地域は地盤も悪いのでなお更であります。それにしてもここだけでなく、秦野市の道路事情は本当に遅れています。厳しい財政状況、優先順位等も含め、社会基盤、インフラである生活道路、市長はどう考えているのか、これからも問うて行かなければなりません。

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世の中は春休み 婦人会の地域貢献 [活動]

3月27日

 議会は終わりましたが、世の中は春休みに入り、さすがに土日はお店も忙しいです。
 そんな中ではありますが、午後から大根婦人会の総会に行ってきました。この会合も議員なってからの参加ですが、気のせいか参加の方が少し少ないように感じました。
 当初から気になっていたのですが、会員の年齢が高いように思えます。時代でしょうか若い人たちの参加、つまり、コミュニティーとしての新陳代謝が上手くいってない様です。その活動内容を見ますと各種イベントへの参加、地域ボランティア、趣味のサークル等、大変幅広く積極的に活動をされておられます。特に今年度は、県道の緑地帯の清掃・管理等が認められ環境省より表彰されたと言う事で、先輩たちの地道な見せかけでない取組み、また、姿勢に頭が下がります。
 更なる高齢化社会を考えれば地域のコミュニティーとして、また、生きがい・健康と言った観点からも今後の婦人会活動の継続、活性化は大変意味を持つものであると思います。しかしながら、時代の変化等を考慮すれば改善すべき問題点もあるのでしょうし、これからの婦人会としてのあり方の検討も必要かもしれませんが、少しでも良い形で継続していけるよう、自分も議員として努めて生きたいと思います。

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議会最終日 秦野市議会初の辞職勧告決議 [議会]

3月26日

 議会最終日。まず、午前8時45分から議会運営委員会が、引続き9時30分からは予算委員会が、更に、11時からは本会議がそれぞれ開催されました。議運では、新たな議定議案の調整に時間がかかったようです。予算委員会に付いては、特に問題なく終了しました。

 最後の本会議ですが、一つを除いては順調に審議が終了しました。しかし、先ほどの議運で時間を要した議案が一つありました。その議案と言うのは、吉村議員に対する議員辞職勧告の決議であります。
 本議案の提案理由は概ね次のとおりです。吉村議員は本会議において特定の議員の名誉と尊厳を著しく傷つける発言をし、市民の信託を受けたその議員と厳粛な議会の信頼と名誉を損ね、本市議会に対する市民の信用を大きく失墜させたとの判断から、吉村議員の辞職を求めるとしたものです。
 ご存じない方はいきなり辞職勧告かと思われるかもしれませんが、実は吉村議員は以前から何度となく不穏当な発言をされており、問題視されていましたが、本人からは改悛の姿勢がうかがえず、このままではまた繰り返されるとの判断からの勧告であります。
 当然のことながら、今回の吉村議員の発言に対しては、名前を出してまでの問題・事件性が見られない事から、関係者の氏名の公表等は控えるようにと事前に議運の意見を伝えた訳ですが、全く耳を貸され無かったと言う事です。

 秦野市議会始まって以来の辞職勧告決議と言う実に残念な事例の決議に立会わせたわけですが、しかしながら、この決議には法的拘束力はありません。したがって、これにより吉村議員が議員の職を失う事は無い訳ですが、今後の吉村議員の対応等によっては、また新たな動きが出てくることも予想されます。しばらくは予断を許さないと言ったところでしょうか。
 国会のテレビ中継などでも、見ていて何をやっているんだと言った議会風景がよく見られますが、テレビの向こう側を意識しすぎたり、ただ相手をやりこめると言うのではなく、見ている市民が見ていて納得のできる議論をする事が大切なのではないかと思います。


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常任委員会の読み合わせ 期待はずれの講演会 [活動]

3月25日

 明日は議会最終日と言う事で、各常任委員会の読み合わせです。
 読み合わせとは、其々の常任委員会で行われた議論を、議会最終日の本会議で報告するために簡潔にまとめた報告書を、正副委員長で読み合わせ、その内容について適正かどうかを判断するものです。
 即ち、報告書の原稿そのものに付いては、担当の事務局員が事前に作成しておいてくれますので、自分達はその内容について必要な事項が、また、各議員の質疑内容等が適正に記述されているかをチェックします。
 今回、特に問題なく、読み合わせは終了しました。

 その後、午後3時から商工会議所で開催される『蓑毛(みのげ)の伝統文化とこれからの活かし方』という講演会に出席しました。先日も書いたように、今後の秦野市の観光振興については大変心配しており、少しでも役に立てばとお邪魔をした次第です。
 この4月から東海大学に新設される観光学部の教授が講師と言う事で、なにか今後の地元商業の発展につながるヒントが得られないかと期待していたのですが、残念ながら期待はずれに終わってしまいました。観光振興と言うより地域史と言った感じで、蓑毛地区にある寺院や仏像の歴史等に付いての話だけで、肝心の観光やその史跡の活かし方についての具体的な示唆がなく、最後に「これを活かす事が大切です」と述べられただけでした。
 受講者の中には、多くの商業関係者がおり、地域にある歴史やその価値を知る事、またそれらを大切に維持して行く事の重要性に付いては理解をする所ですが、皆、それ以上に聞きたかったのは今回の演題の後半でも触れている「これからの活かし方」の方であったと思います。観光と言う観点から如何にそれら史跡の周知を図り、活用し、地域の活性化に活かすかと言った具体的なアクションの部分ではなかったかと思います。先月2月に視察に行った3市もそうでしたが、どこもその工夫に苦しんでおり、観光施策では儲からない、元も取れないいと言われている所以であり、その現状に対する取り組みを聞きたかったのですが、残念です。

 午後7時からは、福祉センターで県議関係の役員会がありそちらに出席をしましたが、いつもながら県議は、すこぶる元気でありました。内容としては、引退された河野洋平先生の講演会を解散し、今後は新たに有志による親睦会として必要に応じて運営していくとの事でした。
 午後9時、役員会が終了。長い1日が終わりました。

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説明なき人事 地方分権の危うさ [活動]

3月24日

 昨日の人事異動の連絡を受けて、本日市役所に出向きました。
 理解しがたい辞令について、担当部長、市長室長等執行部にお尋ねしましたが、納得のいく答えは頂けませんでした。
 異動させられる当人も寝耳に水だと話していました。まさか二人同時に異動になるとは考えもしなかったと。一人は昇進とは言え、2市組合に出向であり、年齢を考えれば定年までに市役所に戻る事は無いかもしれません。事実上の島流しだとも言われます。もう一人は、税務課へ。確かに現職よりはゆとりができて、定時で帰れる日も多くなるかもしれませんが、目立たない地味な部署へ。
 上司の職歴等を考えると後任の職員選任において一部の思惑で人事に手が加えられている事が良く分かります。市民のために、また、より良い市政運営のために熟慮した結果の人事などとは程遠く、役場内の一部の人間にとって都合の良い人事であります。派閥と言うか、好き嫌いと言うか、見せしめと言うか…。

 ある国会議員もいつか言ってましたが、国会は伏魔殿であると。正にそのものであります。そして、こうも言われます。『文句を言っているのも今の内だよ。お前も時期にそうなるよ』と。

 国会、巷で地方分権、地域主権などと言った言葉がはやり言葉の様にもてはやされていますが、国民の生活の土台である市政が、このように一部の人間の思惑で私物のように扱われてしまう現状で、単純に権利を委譲してしまって本当に大丈夫なのでしょうか。国は、市政の面倒までみきれない、面倒くさいから手放したい、地方は地方で勝手にやりたいから権利をよこせと言っているようにも見えてきます。こんな事で議会改革の基本条例の制定もそうですが、本当に国民のための、市民のための、改革が出来るのでしょうか。

 改めて議員の一人として、その危機感と責任を感じています。


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市のまちづくりに対する責任感 異動1週間前の辞令 [活動]

3月23日

 今日は議会活性化特別委員会の開催日です。
 委員長は早い時期での基本条例の策定を考えているようですが、以前も申上げましたが、まだ熱の入った議論はありません。各議員、会派の盛り上がりには、もう少し時間が掛りそうです。

 午後2時からは鶴巻公民館で、まちづくり協議会の今後の運営について、まちづくり協議会会長、自治会連合会長、市の担当課長、課長補佐との打合せです。今年の7月頃には事業認可が下りると言う事で、新年度はまちづくりの進展に向け積極的に取組んで行こうと、久しぶりに元気な会合になりました。

 しかし、会合が終わった2時間後、市役所から連絡が入り、4月の人事異動でその市の担当課長と課長補佐の二人が異動になるとの連絡を受けました。
 空いた口がふさがりません。たった今地元自治会と会合を持った担当者に対する、一週間後の異動です。さっきの会合はいったい何だったのか。とうてい尋常な辞令とは思えません。
 執行部は後任も優秀な職員だから問題ないというが、これは個人の能力が机の上で解決できるような類の問題ではありません。まちづくりとはその事業の推進において、個人の資産問題・税金・収入・相続と言った非常にデリケートな問題を解消しなければならず、そのためには職員の能力だけでなく、いやそんな能力よりはむしろ担当者が地域住民といかに信頼のおける人間関係の絆を作れるかが重要な要素であり、それこそが問題を解決する鍵でもあるのです。

 特に鶴巻のまちづくりは、先程も言いました様に事業認可の下りる今年が大変重要であり、現担当課長も着任してわずか1年、ようやく地域との信頼感、コミュニケーションが取れるようになった矢先の異動です。一体市は何を考えているのか。まちづくりという事業をどう考えているのか。やっと予算が付き始めて前に進めるかのような思わせておいて、人事ではサボタージュとも取れる対応を見せる。やっとの思いで予算をつけた事業を推進する責任者が一年毎に交代するなどという事は民間企業では考えられない事態です。市民の目にそれが責任逃れに映ったとしてもなんら不思議ではありません。
 聞いたところ、市役所の中では、もういい加減にやってやろうと言う力と、金が無いから事業が進まないようにと言った力が働いているとか。
 市民の反対陳情にも問答無用で実施する源泉掘削とは、あまりにも対照的な市の姿勢に怒りすら覚えます。


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2月度視察報告書の完成 地域商業への取り組みの強化を [活動]

3月21日

 2月末の視察についての報告書は、帰ってすぐに議会が始まったため猶予頂いていたのですが、今日ようやく出来上がりました。
 後日、会派ホームページに掲載されますので、ぜひ目を通してみて下さい。

 2月に行った視察の目的は、主に観光振興と商業の活性化についてでした。
 お邪魔した倉吉市、総社市、たつの市と、いずれの市も本当にまじめに観光振興に取組んでいました。
 詳しくは、会派ホームページを見て頂きたいのですが、真摯な努力の結果、観光振興という点については、どの市もかなりの成果を上げているのですが、それが地域の産業、商業と言った意味ではなかなか期待したように効果が出ていないと言う事です。つまり、お金を掛けて観光の拠点や施設を作れば、目新しさもあり、それなりに観光客は来るのですが、その恩恵を実質的に地域に還元させるということが想像以上に難しいと言う事です。

 我が秦野市でも市長が、観光は総合産業だ、観光振興で活性化だと、市政方針で毎年述べています。しかしながら、何ら具体的なビジョンも取組みも示さない。今回の視察の経過も含め、今後どう取組み、活性化に結びつけるのか一般質問でお尋ねしましたが、通り一遍の答えしかない。こんなことでは、市長の施政方針も単なる聞こえの良い言葉の羅列に過ぎません。市内商業の置かれている状況が全く理解出来ていないのか、それとも言葉だけで、やる気が無いのか。いずれにせよこのままでは市内商業に明るい未来を想像することすら難しい。産業も同様でしょう。自分は常々、今後益々の高齢化社会、またそのような因子を含んだコミュニティーを考えた時、地域商業の果たす役割は非常に大きいと考えています。
 この問題については、今後も追及して行きたいと思います。


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