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まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

平成22年5月度 常任委員会行政視察 2日目 岩手県遠野市 [活動]

5月11日

 2日目の今日は、岩手県遠野市です。かの柳田國男氏が書かれた『遠野物語』で有名な遠野市です。
 市内は今その遠野物語の100周年一色でありました。特に、現在NHKで放送中の「ゲゲゲの女房」の主人公である漫画家水木しげるが漫画版『遠野物語』を出したとの事で、街中あの愛嬌のある妖怪たちのポスターであふれ、『遠野物語』人気再燃の感でした。
 しかし、遠野市に向かう車中からの景色は、本当ににこれから中心市街地活性化基本計画の視察に行く所かと言った景観でした。なにしろ秦野市の約8倍の面積の中に人口約3万人の市であります。駅に付くとまず目に付いたのが、素晴らしい市営住宅です。地域産材をふんだんに使った瓦葺の木造住宅で、秦野でこんなのを作ったら誰も出て行かなくて困っちゃうねと思うくらい、それはそれは魅力的なものでした。
 遠野市は人口は少ないのですが、とにかくこの地も歴史があります。確かに中心市街地の状況は、他市同様非常に厳しいものでしたが、担当職員の説明は先程の100周年記念による人気再燃を受けてか非常に元気でした。確かに、この一時期観光客は増えるかもしれませんが、これも既に私自身が自分の町で、また他の市でも見てきたことですが、それをどうやって地域経済に結びつけるかが大きな課題になると思います。


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平成22年5月度 常任委員会行政視察 1日目 宮城県名取市 [活動]

5月10日

 今日から3日間、常任委員会の行政視察です。
 まず1日目の本日は、宮城県名取市に向かいます。
 名取市は、仙台市の南に位置し、人口約72.200人、面積は秦野市とほぼ同じ約100㎦の町です。中心市街地活性化と乗り合いバス事業の2項目についての視察です。

  中心市街地活性化については、今何処でもそうですが、郊外に大型小売店が林立し、名取市でも小売店の売り場面積の約90%が大型店と言う事です。当然のように中心市街地では、人も交通量も減少し、空洞化に歯止めがかからない。その基本計画自体は素晴らしい物ですが、実際の取組みに関してはうまくいっていない様であり、担当職員もハナから、何でこんな項目を名取市に聞きに来たのかと言った感じで説明に入ったものですから、担当職員の説明が終わった後の質疑では委員各位も何をどう聞いたらいいのか戸惑っていました。

 2項目目の乗り合いバス事業については、秦野市の交通空白地域の解消と言ったような取組みとは違い、既存のバス事業者がその不採算によりバス路線を廃止すると言った状況に対し、市民生活の足の確保として市が補助をし、路線の維持確保をするものです。元々バス路線と言う事もあり、利用者はそこそこあるようですが、市の負担は色々と工夫をされているようですが、かなり大きい物です。人口100万人を超える東北最大の都市仙台市(政令指定都市)まで電車で僅か10数分と言う立地を考えると中心市街地活性化の必要性があるのかどうか。名取駅周辺や仙台市までの間、整備された土地がかなりあり、仙台市を支える住宅市と言った感じがします。バス事業もそうですが、もっと名取市らしさと言うか、名取市独自の在り方、まちづくりがあるように思えました。


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議員の資質は人気か、実務力か [もの思う]

5月9日

 今、地方分権、地域主権、広域連携と言った言葉ばかりが飛び交っていますが、今のような地域行政の在り方で本当に大丈夫なのでしょうか。
 今もテレビでやったいましたが、国会議員は1年間に活動費として4千数百万円程度かかるとのことです。この試算からすると、当然、議員報酬だけではやっていけません。何故そんなにかかるのかと言うと、選挙に当選しないと国会議員になれない、つまり失職してしまうので、そこで、国会議員として国のために何をするのかと言う前に、まず選挙に勝つ事が最優先され、そのためには、地元での挨拶回り等は欠かせず、結果、事務所経費や地元秘書等に大変な経費がかかると言う訳です。
 そんな話を聞いてしまうと、国民にとって役立たずの議員は増えても、優秀な議員は育たないように思えます。参議院選挙の候補者を見てもスポーツ選手や芸能人が持てもてはやされ、さながら有名人の人気投票の様相です。政治理念や政策などは二の次で、話題にも上りません。これではそのうち参議院の在り方そのものが問われるでしょう。議席を増やしたいのは分かりますが、頼む政党にしても、頼まれる有名人にしても、もう少し考えてほしいですね。
 以前にも書いたことですが、自分自身も「挨拶に来ない」と言われます。これじゃ選挙で押せないと。自分ではそんな事は無いと思っていた先輩議員の言葉が、現実味を帯びて来ます。市民には見えにくい役所の中で汗をかいても、その実績は評価されないと。
 議員自らの周知の責任もあるでしょうが、選挙民である市民の皆様も、普段からもっと政治に関心を持って頂ければと思います。選挙の時だけとか、見てくれだけで選ばないためにも。


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市民力の本質 [活動]

5月8日

 早いもので今年も大根川遊歩道除草作業の季節がやって来ました。
 おおね公園が出来て今年で8年目になりますが、毎年この時期になると公園沿いの大根川土手の草刈が始まります。
 公園が出来る以前は、この土手は車はおろか人も歩く事が出来ない位に丈夫な雑草が生茂っていました。そこで地域自治会の皆さんが、公園が出来たのをきっかけに、草が伸び始める5月から12月まで毎月定期的に除草・草刈りをされるようになったのです。お陰で今では、地域皆さんとって無くてはならない散歩道になりました。それだけではなく、大根川も自転車やオートバイまでゴミだらけだったものを皆さんできれいにされた訳です。その甲斐あって、昨年県が川底を馴らしてくれ、堆積物で埋まっていた川に以前のせせらぎが戻って来ました。
 自分が商店会長の時は、要領よく商店会として飲物を提供することで商店会自ら直接参加をしていませんでしたが、今は地元の皆さんとの貴重なコミュニケーションの場として、出来得る限り参加させて頂いております。今その歩道沿いには、酔芙蓉(すいふよう)、紫陽花が咲き、この3月には桜の植樹がされました。日頃からの地域皆様の真摯な取り組みに対し、正に花が咲いたと言う事です。これが本当の市民力、地域力だと思います。市長は市政方針などでこの言葉を如何にもといった感じで使いますが、その市政運営等を見るにつけ、それとはちょっと違うと思います。

 もう一つ、今日は午後7時から弘法の里湯で源泉掘削の工事日程の説明会がありました。前回同様、大して市民は集まりません。それでも集まった市民の中から工事中の安全や源泉は本当に出るのかなどの真剣で実直な質問がなされました。市側担当者は、安全についてはそれなりに答えていましたが、肝心の源泉そのものについての質問には、いつものように質問の答えになっていない答弁をしていました。
 市民の皆様にも、既にその辺りが実感として伝わっているようで、なんとも盛り上りのない説明会となりました。担当の職員としては、それを地域の理解ととらえたいのでしょうが、実際は全く違います。言っても聞いてもらえない、何も変わらないと言う事であきらめているだけです。
 この状況を見るにつけ、努力はしたものの何一つ状況を変えられなかった自分の非力さを、地元の議員として大変反省しています。市長は、これで掘る事は決まったのだからその後の温泉の活用、活性化に付いては地域の市民力だと言いたいのでしょうが、市民の素朴な疑問にもまともに答えられないようなこんなやり方で本当にあるべき市民力が発揮できると思っているのでしょうか。市長の言う「市民力」は、私がおおね公園で目にするような本物とは言葉は一緒でもその本質においてはまったく別のものです。


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県議事務所で打ち合せ [活動]

5月7日

 今日は午後7時から県議の事務所で打合せです。それにしても役員の皆さん、毎回良くお集まりになられます。殆どが現役をリタイアされた方たちですから比較的時間に余裕はあるのでしょうが、それにしてもご苦労様です。もちろん、そう言う自分も、そう言った皆さんに支えられている訳で、改めて感謝です。

 そう言えば、7月にはもう参議院の選挙な訳で、6月の議会と合わせ、また熱い中忙しくなります。今まで一番自由にならないのが、自分がやっている飲食店と言う自営業だと思っていましたが、なってみると議員さんはそれ以上です。

 まだ要領が悪いのかもしれませんが、自分の時間が殆どありません。それにしても、自分の初めての選挙もそうでしたが、昨年の衆議院、今年の参議院とどうして選挙は暑い夏が多いのでしょうか。痩せるにはいいのかもしれませんが、特に自分は普段十分すぎる位の運動不足であり、とにかく体調に気をつけないとやっていけません。


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議会活性化委員会 誰のための議会か [活動]

5月6日

 今日で連休も終わり、1週間ぶりに市役所に行きました。
 さすがに1週間も空くとレターケースの中も資料で一杯になっていました。

 今日は議会活性化委員会の小委員会の開催日で、前回から宿題となっていた議会基本条例作成に向け、その骨子に付いて各会派の意見を持ち寄る事になっていました。
 我が会派もその件について事前に協議を行い、細目や文章表現等の細かい部分に付いては調整の必要があるが、骨子の段階としては特に問題とせず、その提案で良いのではと言う意見にまとまりました。他の会派も概ねその様な状況でありました。
 この件に関しましては何回か申上げ様に、条例を作る必要性については、全ての議員が理解していると思うのですが、その内容や策定に向けての取組みについては、当選回数の多い議員、年配の議員さんほど異論が多いようです。やはり今まで自分達が作って来た慣例や経験と言った事が邪魔をするのでしょう。自分の様になったばかりの者にとっては、特に問題だと思う事は無く、議員にとってではなく、市民にとって分かりやすい、また、必要な議会にするためには、むしろそうすべきだと思うのですが。


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今時のレジャーに求められるもの [もの思う]

5月5日

 ゴールデンウイークも今日で終わり。自分は商いをしているので忙しい方が良いのですが、これだけ連休が続くと正直いろんな意味でほっとします。

 それにしても、弘法の里湯の売店も、おおね公園の売店も、お客様の出足はそこそこですが利用単価は歯止めの利かない下落傾向にあります。どちらの売店も地元商店会で組織された協同組合で運営されていますが、元来そんなに単価が高い商品を扱っている訳ではないので年を追うごとに運営は非常に厳しくなっています。
 それだけお客様の懐も大変だと言う事でしょう。マスコミなどは安・近・短のレジャーなどと無責任に言っていますが、国も休日を増やすのは結構ですが、であればそれ以上に景気を良くしないと、景気対策を本当に急がないと、と思います。せっかく休みがあっても、先立つものが無くてはどうする事も出来ない。だから、たとえ出掛けてもお金は使わない。今まで多くの研修視察へ行きましたが、そこで観光興業に力を入れられている皆さんが一様に言われます、努力して集客はしたものの、それが経済効果として地域に波及しない、と。その状況を自分も身近に痛感します。
 民主党さんも選挙目当ての金をばら蒔く政策ではなく、仕事についてしっかりと稼げる、自力で安定した生活が成り立つ様な、地に足が付いた政策に早急に取組むべきだと思います。


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おおね公園の利用状況 実は中央公園以上 [もの思う]

5月4日

 ようやく陽気も良くなって来ました。
 そうなると毎年の事ですが、おおね公園も大変賑やかになって来ます。
 賑やかになってくれるのは良いのですが、弘法の里湯もそうですが、おおね公園も施設を作るに当たっての見込みが非常に甘かったと痛感させられます。

 里湯は9年目の現在でも当初見込みの2倍ほどの利用者があり、週末ともなれば未だに入場制限をしている状況です。
 おおね公園も圧倒的に駐車場が足りない。また、これからの熱い季節、せっかく来てもゆったり落ち着く場所や日影もない。市のはずれと言う事でそんなには来ないだろうと高をくくっていた事でしょうし、市側が積極的に取組んだと言うより、鶴巻にも中央運動公園のような施設を作ってくれと言う要望に、やっと重い腰を上げたと言うのが本当の所だと思います。

 鶴巻は秦野市と言う見かたをすれば市のはずれと言う事になりますが、ちょっと視点を広げてみれば平塚市・伊勢原市の3市との交差点。人の集まりやすい場所であり、おおね公園の利用率なども、秦野市の中央部にある中央運動公園のそれより高い訳です。しかし、自分達の地域を市の中央などと言う人たちには、そう言った感覚、もう一歩下がって大きな視点で物事を見る事が出来ない。常に自分達が中心であり、市の周辺部やその地域周辺の変化に対しての反応・認識が甘いと言うか遅い。ですから、そうした今までの潮流が物語っている様に、何をやるにも中央である自分達の所が何をおいても一番優先されると言う考えになるのでしょうね。


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資料と総会と資料と納め [活動]

5月3日

 今日は、昨日の続きで組合の資料作りですが、それとは別に南町商店会の総会もすぐそこで、未だにその資料作りは自分の仕事になっていて、そちらも急がねばなりません。そんな訳で、1日資料作りで終わりそうです。

しかし、1日パソコンに向かっていると本当に疲れます。体の節々が痛いです。途中1~2時間散歩や運動でもすれば良いのでしょうが、店の納め仕事も連休で忙しい中、なかなかそんなタイミングがありません。
 このままでは、ぶくぶくと太るばかりです。体は重いし、お酒を飲んで運動しなくても痩せる方法はないのでしょうか。あったら誰か教えてください。

 資料作りはどうかって。お陰様で大分はかどりました。


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秦野市明るい社会づくりの会 人手不足でもイベント目白押し [活動]

5月2日

 今日は朝10時から本町公民館で『秦野市明るい社会づくりの会』の総会にお邪魔しました。
 この会は今回で22回目の総会と言う事で、現在古谷市長の奥様である古谷スミ子氏が代表を務めています。この会の活動は、その名前の通り、環境から文化、スポーツ、青少年の育成から献血までと大変幅広く、その会員数は現在法人4社、個人408名という大所帯との事であります。自分は勉強不足で議員になるまで知りませんでしたが、この明るい社会づくりの会は、1970年に本格的に活動が始まり、現在NPO法人全国明るい社会づくり運動(会長石原慎太郎)と言う全国組織となっています。
 自分の所属する会派の会長、また議会副議長も来ていましたので、閉会後は共に昼食を取りながら、先だってから懸案となっている政務調査費について協議しました。いずれこの問題は、議会活性化委員会でも取り上げられると思います。

 その後、急ぎ自宅に戻り、夜7時からの組合理事会のための資料作りです。
 総会も近いのですが、おおね公園で5月23日と30日に全国植樹祭と市民体育祭と言う大きなイベントがあり、そのための模擬店の打合せです。組合員が大勢参加してくれれば良いのですが、何分この不景気で、みな自分の店で手一杯。それなりの時給でも払えればよいのですが、無償のボランティアで手伝ってくれる人はなかなかいません。延命地蔵市も、先だっての鶴巻温泉春祭りもそうですが、毎回人手の確保が大変です。準備から本番と裏方が充実していないと良い祭り、イベントは出来ません。雨が降らない事を祈りつつ、集まってくれるスタッフで何とか乗り切りたいと思います。


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