SSブログ

まちをつくる ― 地域のちから ―

今井みのるのブログ

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

秦野市議会議員今井みのるが地域の生活を考えて綴る日々の思索。よりよい市民生活のための地域活性化を考えます。

源泉掘削終了 予定深度は掘り終えたものの市の対応に不信感が拭えない [温泉掘削]

11月2日

 今日、源泉掘削現場に課長が来ていると聞いて現場に向かいました。
 掘削作業は当初の予定より1ヶ月半ほど時間は掛りましたが、先月の29日に予定の1,010mの掘削を終えています。

 掘り終えればすぐにお湯が出て来るのかと思っていたら、はっきり分かるのは今月の末だと言う事です。市の思惑通りと言うか、それ以上に出てくれれば良いのですが、はっきり分かるまで心配です。なぜなら、今回の源泉掘削の経緯を考えれば、温泉が出なければ市の責任問題であり、出ても湯量が足りないとか中途半端な条件では、結局まちの活性化にはならないからです。しかも、掘削前に市が行った地域説明会では、掘削の経過については逐一情報を地域に流すようにと言う要望があったにも拘わらず、当初の掘削終了予定である9月11日まで地域に対する説明会や、また広報などによる報告さえ一度も行なわないという極めて不誠実な対応でした。市側は8月には既に当初の計画では作業が間に合わない事を把握して、県に事業延長の再申請していたにも拘わらず、それが地域に報告されたのは今日で9月も終るという日になってからのことです。温泉が無事出てくれたとして、その後の事業に地域住民が不信感を抱いたとしてももっともな話ではないでしょうか。
 トップは言いたい事を言うだけで現場の対応はまかせっきり。もう少しご自分の言った事に責任を持ってほしいものです。

 午後からは伊勢原市さんとの親善交流会に出席しました。皆さん元気のようでしたが、秦野市同様、伊勢原市も来年は改選の年にあたり、しかも秦野市より早い4月の統一地方選挙と言う事で、既に選挙モードのようでした。来年は選挙イヤーになるのでしょうか。選挙になればみんな敵だと言った先輩の言葉を思い出しました。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

市民の行政に対する強い不信感 対応の初歩はまず現場からではないのか [活動]

11月1日

 今日は車の免許の更新のため、午前10時に商工会議所に行きましたが、思ったほど大勢はいませんでした。1時間ほどの講習を受講し免許証を受け取りました。しかし、いつみても免許証のような証明写真は、お世辞にも良い顔とは言えません。何故なんでしょうか。

 商工会議所を後にし、次に市役所に向かいました。いつものように各担当課に行き、市民要望につき協議をしました。
 地域の道路問題で、市民要望をお伝えしている最中に地元の方から電話がありました。台風の影響でしょうか、県の銘木百選に選ばれている『おおえの木』の枝が折れているとのことでした。ちょうどその担当課長と話をしていたところでしたので、電話の内容を伝えたところ、担当の職員も既に現場に向かっているとのことでしたので、話もそこそこに自分も状況を見に鶴巻に戻りました。

 現場に着くと地域のお皆さんがお集まりになり、落ちた枝をのこぎりで切り分け片付けておられました。



 この『おおえの木』は推定樹齢600年以上と言われており、胴周りも10mを越す巨木ですが、過去の台風などで大きな枝が折れ、そこからの痛みがひどく、洞の浸食が進んでいます。今回落ちた枝も洞の影響で皮一枚で付いていただけでした。



 地元の皆さんで作業を進める中、皆さんから声が掛りました。ところで役所はいつ来るんだと。電話を受けた時に担当課長もその場におられてすぐ来ますからと言っていたのですが、1時間が過ぎても来ません。担当課に電話を掛けてみると、自分と一緒に役所を出たはずの担当者はまだ役所を出ていないとのことでした。地元の皆さんは、役所はいつもこうだよと呆れていました。皆さんそれぞれ、現場を見て欲しかった、皆が作業している所を見て欲しかったと非常に残念そうでした。ようやく職員が到着したのは、3人の自治会の役員さんを残し、他に作業をされた方たちは用事があるからと既に帰られた後でした。遅れて到着した担当者はいろいろと言い訳をしていましたが、おおえの木の状況を把握しているなら強風が吹けばこうなる事はおのずと分かっていたはずで、今回も道路に落ちなかったからいい様なものの、大きな事故にならないうちに県と協議し、早急に適切な処置を取るよう伝えました。

 このおおえの木に関しては、地元の皆さんで保存会を作っておられるのですが、県の指定木と言う事で、行政にお伺いを立てないと何をすることもできない無力さに、保存会なんか無くてもいいのではと苛立ちの声も出ていました。
 役所のこうした対応には、起きてしまった事の後始末さえできればそれでいいと思っているようで、事にあたっては迅速に対応すること、現場を確認することの大切さを分かっていないと痛感します。ましてや未然に防ぐ事に関しては何をかいわんやであります。

 次に、おおね公園のトイレがいたずらされたとの連絡を受けて現場に向かいました。前日に公園の責任者に状況を確認しようと連絡したのですが、お休みと言うの事でしたので今日改めて現場に伺った訳です。責任者にお会いしましたところ、その事実はあった様で、警察にも連絡をしたとの事です。自由にどこからでも入れる公園の中で、夜のトイレは以前から問題の多い場所となっていました。今回の話を聞いていて、トイレを壊された以外にも深刻な問題のあることが分かりました。市の担当課長に今回の事件を報告したそうですが、忙しいから現場には見に来れないと言われたそうです。またしても現場軽視の対応です。今までにも同様の問題が指摘されてきている中であらたに今回の事件が起きたにも拘らず、担当課長が忙しいのを理由に現場を見に来ないと言うのはどういう危機管理方針なんでしょうか。現場を見なければ、施設やそれを含んだ環境全体としてどこに問題があり、どう言った対応が必要なのか分かる筈が無いと思います。
 今までの類似事件もそうだったのかもしれませんが、特に今回は近くに住んでいる若者が関わっている可能性が高い訳で、また起こるであろうことが容易に想像されます。施設の安全性や、地域の治安の事を考えれば、早急な対応が必要なはずですが、担当課長は何を考えているのか。責任感と言うか、危機感の欠如としか言いようがありません。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

つるべ落としに日が暮れる季節 利便性がそのまま不便性に変わる時 [もの思う]

10月31日

 台風が去って行ったようで、雨は上がっていました。
 しかし、いつもであれば台風一過とと言う事で、済み渡った秋晴れの空が見えるのかと思っていたら、どんよりとした曇り空でした。自然の皮肉でしょうか、世の中を映すかのように、はっきりしないと言うか不透明であります。

 早いもので母親が亡くなってからもうすぐ1年になります。忙しさにかまけていたら、娘が一周忌の案内を作ってくれましたので、午後から親戚にご挨拶に行きました。
 台風の後と言う事もあり、畑に出ていて留守の家もありましたが、皆の家を回って来ました。家におられた母の兄弟たちもさすがに年を取られた様子です。折しも、三男であるおじさんの奥さんは現在入院中で原因がはっきりせず、食事も取れないと聞き今後の様態が心配です。おじさんも看病疲れが出ているようでしたので、自身の体調にも気をつけてとお話をしてきました。
 一通り親戚の家を回り終えるともう午後5時で辺りは暗くなっていました。秋の日はつるべ落としと言う様に、どんどん日暮れが早くなって来ます。いつもそうですが、こうなってくると自分は何故か気忙しくなってくるのですが、皆さんはどうですか?

 その後、娘のお供で近くのスーパーに行きましたが、大変込み合っていました。駐車スペースを見つけるのにも難儀をするほどです。しかし対照的に、家に帰ってくると地元の商店街は閑散としていました。いまどきとしては珍しくない光景なのでしょうが、少し前から耳にするようになった「買い物難民」という言葉を思い出します。これは特に高齢者を指しての表現でしたが、この商業の一極化を目の当たりにすると、必ずしも高齢者にだけあてはまる状況と言う訳ではなくなってきている気がします。そうした利便性を裏返した様な不便さが表面化する中、加速する高齢化社会。このまま商店街などの地域としての役割が衰退を続けてしまって良いのでしょうか。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

台風の接近で相次ぐふれあい祭りの中止、延期の知らせに、運営側への同情を禁じ得ない [もの思う]

10月30日

 昨日の懇親会の帰りにはまだ雨は降っていませんでしたが、今日は朝からひどい雨で、風も強く、いよいよ台風が近づいて来たよいう感じでした。夜には関東地方に近づき、上陸の恐れもと言う事でしたが、幸いに海側にそれてくれましたので、いつも大雨のたびに水害で悩まされる鶴巻も今回は大したことは無く、水害対策本部の設置もありませんでした。

 しかし、この台風のお陰で、予定されていた上部自治会のふれあい祭りが中止になり、明日に予定されている第一自治会のふれあい祭りも11月14日に延期されました。
 浄水管理センター近くにあるほうらい会館でも今日明日と「ほうらい会館祭り」が予定されていますが、今日どうだったんでしょうか。明日は何とか出来るとは思うのですが。

 自分も「鶴巻温泉 春まつり」や「延命地蔵市」など、ずいぶん沢山のイベントに関わって来ましたが、本当に屋外のイベントというものは天気に左右され、大変苦労します。出し物によっては、数日前から用意しているもの、延期の出来ないものがあり、そんな準備に携わった皆の思いも考えれば中止にするのは本当に辛いことだと思います。準備に当られた役員、関係者の心中はいかばかりかとお察し申し上げる次第です。自分は、あいにくの天気と言う事で今日は終日家にいました。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

会社は大きくても小さくてもやる事は同じ 組織運営に与える社会情勢の影響 [商店会]

10月29日

 昨日に続きまして、午前中はやまなみ総会の準備であります。
 「やまなみ」は小さな会とは言え協同組合であり、総会となりますと総会に向けての役員会、会計処理、監査、また、資料等の作成、会員・業者・来賓等への連絡など山積みで、やるべき事は大きな企業とほとんど違いはありません。
 自分は「やまなみ」以外にも、商店会の組合や連合会の運営に長い事携わって来ましたので、今ではそう言った事に関しりノウハウがあり、かなり手際よく出来る様になったと思うのですが、そろそろこう言った事も、大勢の方に経験を広めていくためには、新しい方々に委ねていきたいと考えています。
 ただ、いまどきの自治会運営などでもそうだと思うのですが、昨今の時代背景などもあって役員のなり手がなかなかいないのです。ですから、どうしてもそういった役割が一部の人に集中してしまう傾向にあります。こう言った所にも景気の悪さが影響している様に思います。つまり、景気が良ければ盛り上って連帯感も生まれるのですが、不況となると閉鎖感が強まって組合などの組織は弱体化してしまいがちだと言う事です。

 午後は市役所へ向かい、担当部署へ要望を伝え、午後6時からは執行部との懇親会に参加しました。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

寒さの中近付く台風 国ではなく市政から緊張感を持った事業運営を [もの思う]

10月28日

 今日も朝から寒いです。おまけに何やら大型の台風14号が近づいているとの事で雨も降っています。
 先日大きな被害を受けたばかりの奄美大島の皆さんにとっては、何とも申し上げようの無い状況であり、被害の少ない事を祈るばかりです。
 自然現象ばかりは、人力ではどうする事も出来ませんが、新聞やテレビを見ていても不景気からか暗いニュースばかりです。先だっての視察においても、毎年3万人を超える自殺者の昨今の最大の要因は、金銭問題だそうです。災害等もそうですが、行政も言葉だけでなく、上から目線でなく、本当に市民・国民の立場で判断をして事に当って頂けたら、かなり良い方に変わって来ると思うのですが。
 事業仕訳などと言うとすごい事をやっているようですが、国だけでなく、常に市や県もそう言った感覚で事業を行って頂ければ、そもそも仕訳など必要の無い話だと思います。
 そんな訳で、今日はやまなみ総会の準備を急ぎました。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

紙であふれかえる事務所で思う経済対策 [もの思う]

10月27日

 今日は、朝から大変寒い1日でした。世の中も不安定ですが、気候の方も同様のようであります。どうやら厳しかった夏の暑さの裏がえしで寒さの厳しい冬になりそうです。

 久しぶりに昼間出かける用事が無かったので、事務所の整理をしました。
 狭いのに時間がかかると言うか、狭いからこそ整理が大変です。ちょっとほっておくとすぐに溢れてしまいます。とにかく資料、FAXの類いが大変多い。細かい事の様ですが、厳しい財政状況を考えれば、こう言った資料等のあり方、出し方等に付いても考えさせられる所です。
 気になる景気の方も止まらぬデフレ、円高、更に今話題になっているTPP(環太平洋戦力的経済連携協定)の行方など懸念される状況ばかりです。政府の方では、事業仕訳第3弾だそうです。政権党でいたい、そのために有権者のウケを狙いたいのは分からなくはないのですが、それ以上に具体的で実効性のある経済対策を急ぐ必要があると思うのですが。削減だけでは限界があります。収入が、仕事が増えない事にはどうする事も出来ません。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

議員一期目の重責 商店会改革への試み 来年はあらゆる課題が正念場に [活動]

10月26日

 今日は午後1時から水道局と各会派との会合です。
 先日、新聞やタウン誌等でも掲載された水道料金の値上げについてであります。秦野市の水道の件につきましては、既にこのブログの中でも繰り返し申し上げて参りましたが、いよいよかなと言う所です。
 来年4月からの値上げに向け12月議会に上程される予定で、本日はそれに先立って各会派との意見調整と言った位置づけになります。本件の提案に対する審議が、自分が委員長を仰せつかっている都市建設常任委員会に付託されることはまず間違いの無い所だと思いますが、議会活性化にしろ水道料金改定にしろ、来年8月には改選を迎える議会にとっては、時期的にも、また課題としても非常にデリケートな問題であり、色々と思惑が交錯する事と想像します。
 議員としては僅か1期目の自分が、まさか委員長という立場でこのような難問に取組む事になろうとは思ってもいませんでしたが、市民代表として皆さんから選ばれた経緯を忘れず、市民のために、また、市の将来のためにベストとなる選択肢を選べる様、真摯に取組み、判断をしたいと思います。

 午後3時半からは、神奈川県中小企業団体中央会の担当者と協同組合の件について打合せがありました。議会もそうですが、商店会の方もこの厳しい状況の中で、難しい判断を迫られています。今のままでは、安定した、且つ継続的な商店会活動や将来性のある運営は、とても出来きそうにありません。さりとて、ただ待っているだけでは活性化はしませんし、衰退して行くだけです。そこで、間に合うかどうか分かりませんが、遅々として進まぬ意識改革、連帯感の向上に向けて、一つしかけてみることにしました。「ほっとつるまき」と「やまなみ」の一体化であります。賛否色々と意見が出る事と思いますが、そう言ったみんなの思いが、また、熱意が状況を動かすきっかけになってくれればと思います。

 とにかく来年に向け、自分の店の移転、市議会、商店会の改革と自分だけでなく家族、支援者、地域を巻き込んだ大変な日々が続きます。まさに正念場を迎える訳ですが、気を引き締め自分を見失うことなく、ひるまず、且つ積極的に立ち向かっていきたいと思います。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。